できないことを
初めからフォローしてもらうより、
まず自分ができることで活躍したい。
聴覚障害
営業部
店舗管理チーム
武井 悠
Haruka Takei
2016年入社

私という個人に
可能性を見出してくれたオルビス。

転職をするにあたり、何を重要視しましたか?

やはり、業務内容です。「誰かの役に立てている」実感が得られる仕事に加え、前職の経験にこだわらず幅広い業務を経験してみたい気持ちがありました。
私は、感音性難聴という聴覚の障がいがありますが、補聴器の利用などである程度カバーできるため、聴覚障がいに対する会社の設備、制度は最重視していませんでした。できないことに対し、初めからフォローを求めるより、その他のできるところで活躍したいと思っていました。

その中で、オルビスを選んだ理由はなんでしょうか?

中学生の頃からオルビスの商品を利用していて馴染みがあったこともありますが、決め手は、人事部の方と話した印象です。面接時に、私の希望や職務経験、適性などを踏まえ、過去の経験を活かした人事業務やシステム系など、幅広い業務を提案してくれたのが印象的でした。それほどの提案をしてくれたオルビスでしたので、私という個人に今後の期待と可能性を見てくれていると感じました。

仕事、インタビュー風景。聴覚障害を持ち営業部で活躍する武井さん。

前職の経験を活かしつつ
新しい分野で自らの成長を促したい。

現在は、どのような仕事を担当していますか?

オルビスには全国に直営店「オルビス・ザ・ショップ」があり、現在約900名の美容部員(BA)が在籍しています(2017年12月現在)。そのすべての人事・経理業務を本社で管理しており、私はその勤怠管理や経費の処理、住所変更などの各種人事手続き対応、店舗ごとの採用関連業務を行っています。ショップ運営とBAを支えていくための仕事です。BAの方々の働きやすい環境づくりを手伝えている実感があります。

これまでの経験を活かしながらも、新しい領域の業務ですね。
仕事の楽しさ、苦労する点を教えてください。

人事関連の業務といっても店舗BAの採用や勤怠管理と本社社員のそれとではフローが違うため、新しいことをしている楽しさがあります。採用関連業務では求人の原稿作成や募集受付なども手掛けており、社外の方とのやり取りは面白みがあります。苦労している点は、全国のBAを対象としているため、作業量が多いことです。全BA分の勤怠データの入力や経費処理を、期日までに正確に終わらせなくてはならない大変さがあります。

聴覚の障がいについて、気をつけている点などはありますか?

当社には聴覚の障がいがある方が何名か在籍していますが、障がいの内容や程度は人それぞれです。私はゆっくり大きな声で話してもらうよりも、通常のペースで歯切れよく話していただいた方が聞き取りやすいので、その違いを説明して対応していただいています。加えて、業務関連では聞き間違いがないように復唱をして確認をしています。今では周囲の方々も違いを理解してくださっていて、良い感じでコミュニケーションが取れています。

仕事、インタビュー風景。聴覚障害を持ち営業部で活躍する武井さん。

正確な情報を受け取る重要性を
気づかせてくれた。

入社されて気づいたオルビスの障がいへの対応はありますか?

オルビスでは、聴覚障がいを持つ人に対して1人1台のタブレットが支給され、音声認識アプリを使用して会議を進めています。アプリでカバーできない部分は筆談も併用しており、情報をきちんと受け取れていると実感できています。会社として、全社員に対して情報を正確かつ平等に提供することに力を入れているのだと感じました。

今後、挑戦してみたいことはありますか?

入社して1年が経ち、ようやく年間を通したサイクルを経験したところです。まずは、担当している仕事の専門性をもっと深めていきたいと思っています。これまでは、勤怠管理や経理関係などを正確に速く入力・対応していくことを第一にやってきましたが、今後はもっと店舗ごとの状況を把握しながら仕事ができるようになりたいです。自分の業務に関することだけではなく、他部門の動きにも目を向けられるような広い視野を持ちたいですね。

最後に、同じく障がいを持つ人たちへ、メッセージをお願いします。

オルビスに入社して日々感じていることは、障がいの有無にかかわらず、社員一人ひとりに責任ある仕事を任せてくれるという点です。「障がいがあるからこの仕事」「今までこの仕事をしてきたから同じ系統の仕事」といったことではなく、その人自身の適性を改めて見つめ直してくれて、本人のやる気次第で色々なことを挑戦させてくれます。やりがいのある仕事で自分自身を成長させていけると思います。

<1日のスケジュール>

ショップ求人応募者のWeb対応や採用関連業務などのデスクワーク
打ち合わせ風景
8:40
出社
始業準備。ショップ求人応募者のWeb対応など、採用関連業務対応。
9:30
一般事務業務
全国のBA勤怠データ確認。
11:00
経理業務
経費申請の仕分・承認など。
13:30
ランチタイム
職場の同僚や友人と、少し遅めのランチ。
14:30
各種手続
申請対応
ショップ勤務者の住所・通勤経路変更や氏名変更の申請処理。
15:30
入力業務
ショップ勤務者のシフトを入力し、データ化。
17:50
退社
データ入力の締め切り前などは残業することもあり。

MESSAGE
上長からのメッセージ

上長との打ち合わせ風景
上長 営業部課長 成瀬さん
営業部 課長
成瀬 健太
Kenta Naruse

武井さんの職場での印象を教えてください。

武井さんは、期日や仕事の精度に対する意識がとても高いですね。また、自分の仕事が次にどのようにつながっていくのかを考えながら業務に取り組んでいるため、周囲はとても仕事がしやすく、安心して仕事も任せられます。上司やメンバーとの報告・共有の意識が高いのも、一緒に仕事をしやすい理由の一つだと思います。

武井さんとのエピソードで、印象的なものを教えてください。

印象的なのは、相手の気持ちや状況を常に考えて仕事に取り組む姿勢です。担当業務だけではなく、ほかのメンバーのことも気を配っており、それぞれの状況を把握して、必要な時に必要なサポートをしてくれます。彼女のその姿勢は、部内のみならず関連部署からも高い信頼を得ています。

障がい者の方と働くうえで心がけていることを教えてください。

武井さんの場合、大きめの声でゆっくり話すよりも、普通の速度で話す方が聞こえやすいのですが、最初はそれがわかりませんでした。武井さんからの指摘も受け、互いに意思の疎通を図りやすい速度、声量などを探りながら、今は特に気を使うことなくコミュニケーションがとれるようになりました。会議では音声認識アプリなどを導入しているため、日々の業務で困ることはほとんどありません。

オルビスで障がい者が働くことについてのお考えをお聞かせください。

健常者、障がい者に関係なく一人ひとりの個性を大事にする会社です。自分らしく仕事に取り組めることが、結果として個人の成長や成果に繋がっていると考えています。
武井さんには今後は、訪店する機会やチーフとのディスカッションの場を一緒につくっていきたいと考えています。店舗管理チームは色々な業務を経験できるチームでもあるので、より活躍の場を広げ、中核を担ってもらいたいと思います。

立ち話風景。聴覚障害を持ち営業部店舗管理チームで活躍する武井さん