異なるバックグラウンドを持つ新卒若手BAが語る「オルビスに入社を決めた理由」とは
JOB&CULTURE
こんにちは。採用広報の仁尾です。
オルビスは全国に95店舗(2024年7月末現在)の直営店舗を展開。ビューティーアドバイザー(以下BA)が接客を通して、お客様一人ひとりの魅力を引き出し、お客様にここちよい体験を提供しています。
多様な経歴を持つメンバーが活躍するオルビスのBAですが、今回はブライダルの専門学校卒と理系大学卒という異なるバックグラウンドを持ち、オルビスに新卒で入社した2名にインタビューしました。
一見するとBA職と関連性は低そうな経歴の二人が、なぜこの道を選び、なぜオルビスへの入社を決めたのか。入社後のギャップも含めてリアルな経験談をお届けします。ぜひご一読ください。
――まずは自己紹介をお願いします。
坂倉:
2020年新卒入社の坂倉です。理系の大学卒業後、柏高島屋店に配属され、2022年10月から有楽町マルイ店で働いています。接客のほか店舗全体の接客力を向上させるための施策を担当しています。
村越:
ブライダルビューティ系の美容専門学校を卒業して2021年に新卒入社した村越です。初めは船橋店に配属されました。他店舗へのヘルプを経験したときに店舗ごとの特性の違いを感じて、いろいろな店舗での勤務を経験することで、接客力をより高めたいと思い意向調査(※)で異動希望を出しました 。現在は、坂倉さんと同じく有楽町マルイ店で働いています。
(※)意向調査:半年に1回行われる、従業員を対象に行われる働く環境やキャリア構築の意向を汲み取るためのアンケートのこと。
―――なぜBA職を志すようになったのでしょうか?
村越:
私は結婚式という人生の一大イベントを通じて、お客様を笑顔にできるブライダル業界に憧れていたので、ブライダルの美容専門学校に通い、就職活動もブライダル職を第一に考えていました。ただ、就活を進める上で、結婚式というピークの期間が限定された繋がりではなくて、もっと長期的にお客様の人生に寄り添って、接客を通じて笑顔になっていただきたいと考えるようになったんです。
専門学校では、ブライダル以外にも美容全般を学んでいたので、もともと美容への関心は高く、自然とBA職に興味を持ちました。BAであれば、お客様一人ひとりの日々変化していくお悩みに心から寄り添うことで、きっと長く・深い関係を築けるはず。まさに一生のパートナーになれるんじゃないかと思って。私が求めているのは、“お客様に寄り添い続ける接客ができる環境”だと気づき、そこからはBA職に絞って説明会に参加していました。
坂倉:
私は理系の大学に通っていたので、友人も研究職希望が半数以上でした。私も始めは研究職を視野に入れていましたが、もともと人と話すことが好きだったため、社会人になって黙々と研究と向かい合う自分の姿が想像できなかったんです。
周りが大学での勉強を活かした就職活動を始めていて、正直焦る気持ちもありましたが、「自分の人生だから、自分が納得するように就職活動をしよう」と決意して、周りは気にせずに自己分析に取り組んでいました。
村越:
周りと違う道を選ぶのは勇気がいりますよね……。私もそうだったのでわかります。
でも周りに流されることなく、自分が心からやりたいと思ったことを選んだからこそ、困難があっても頑張ることができるんだと思います。
坂倉:
まさにそう思っていて。まず自分が一番やりがいを感じることは何かを考えた時に、学生時代の接客のアルバイトが思い浮かんだんです。
お客様の笑顔を見ると私も嬉しくなって疲れが吹き飛んでしまうので、接客が私の原動力になっていると感じましたし、何よりその充実感が忘れられなくて。
将来は接客に携わる仕事に就きたいと考えるようになって、特にずっと興味のあった美容と接客のスペシャリストであるBAに強く惹かれました。
私は物心ついた頃から本当に化粧品が大好きで、大学生になってからは時間があればコスメカウンターやバラエティショップ巡りをしていました。友人から肌やメイクの悩みを相談されて、おすすめの化粧品や成分をアドバイスする機会も多かったんです。
「美容×接客」という自分が好きなことを仕事にできたらきっと毎日楽しいだろうなと思って、それがBAを目指すきっかけでした。
――就職活動の際、企業選びの「軸」にしていたことはありますか?
坂倉:
心からお客様に使って欲しいと思える商品を提供したいという気持ちが強かったので、“商品に込められた想いや、研究開発力に心が動かされたブランドかどうか”を軸にして企業を選び、説明会に参加していました。
説明会では、商品に100%の自信をもっているかを確かめたくて、疑問に思ったことは納得できるまで質問させてもらっていましたね。
村越さんの就職活動はどうでしたか?
村越:
私は坂倉さんとは反対で、最初は軸を絞らずとにかく知っているブランドを片っ端から受けていました。説明会は30社以上参加したと思います(笑)
また当時はいわゆるミーハー就活をしていて、皆が憧れるような高価格帯商品を扱うブランドに入社したいと漠然と思っていました。でもたくさんの説明会に参加するうちに、自分が目指したい姿とのズレを感じるようになって。
改めてBA職を目指した背景に立ち返り、お客様の人生のパートナーになるために必要な“接客の姿勢や考え方”に共感できることを企業選びの軸にしました。
――たくさんのブランドがある中、オルビスに入社を決めた理由は?
坂倉:
オルビスの商品力や商品に込めた想いに心動かされたのはもちろんですが、入社の一番の決め手になったのは接客スタイルに唯一の魅力を感じたからです。
実は、母がオルビスを長年愛用していて「オルビスのBAさんは些細なことも親身になって相談に乗ってくれるの。無理やり商品をすすめられないし、どのお店も居心地が良い。」とショップに行くことを楽しみにしていて、その様子は友人に会いにいくような印象でした。母に推されて私も店舗に行ってみると、本当にあたたかな雰囲気の中で私に寄り添った接客をしていただけて。
私もこんな環境で接客力を磨いて、お客様と深い関係を築いていきたいと入社を決意しました。
村越:
分かります!私も店舗で接客を受けて、オルビスで接客がしたいと心を決めました。
お客様に寄り添う接客スタイルだけではなく、BA一人ひとりの個性が活かされている点も魅力に感じたポイントです。
オルビスのBAは、てきぱきとした方もいれば、落ち着いた雰囲気の方もいて、様々な個性を感じたんです。制服の着こなしからメイク・接客スタイルまで、それぞれ異なっていましたが、誰もが笑顔でここちよさそうに過ごしている姿が印象的でした。
説明会で理由を伺うと、オルビスには接客マニュアルが存在しないので接客方法は自由で正解がないことが分かり。それぞれがお客様に寄り添った接客について考え、実践して、自分だけの正解を見つけていると聞いて、ワクワクしました。
私もオルビスで自分だけの接客スタイルを磨いてみたいと思ったんです。
――入社後のギャップはありましたか?
坂倉:
想定以上に覚えることが多くて入社直後はかなり大変でした。でも、大好きな美容についての知識なので大学の勉強よりも熱心に学ぶことができたんです(笑)
それに、トレーニング部門から商品の成分や肌理論について手厚くレクチャーを受けられるので、新しい美容知識が得られて楽しい!と感じられました。
村越さんは入社してからのギャップはありました?
村越:
正直、化粧品業界は女性が多い環境なので、うまく職場に溶け込めるか人間関係に不安があったんです。ただ、実際はその逆。慣れない業務に時間がかかって焦ってしまうことがあっても、先輩が「何か手伝おうか?困っていることある?」とすぐにフォローしてくださるので、安心して働けました。想像以上にコミュニケーションが取りやすい雰囲気で、良い意味でのギャップでした。
――最後に、オルビスのBAとして働く魅力を教えてください。
坂倉:
オルビスは、一人ひとりその人らしい美しさを、寄り添いながら引き出していくことを大切にしているため、買っていただくことをゴールにはしていません。
私たちBAはお客様のお悩みを解決したいという一心で接客をしているので、お悩みの解決にならないのであれば、商品をおすすめしないこともあります。
“思想”だけでなくて、実際にBA個人に対する売り上げのノルマ制度が無いので、無理に売らなきゃ!と気持ちが先走ることがなくて、常にお客様のことを一番に考えながら接客ができるんです。
お客様一人ひとりと信頼関係を築きながら、生涯にわたってお客様の美をサポートできることがオルビスで働く魅力だと思います。
村越:
接客マニュアルがなくて、「まずやってみよう!」というトライ&エラーを歓迎してくれる環境も魅力だと思います。入社研修はもちろん、ショップでも当たり前にそれが飛び交う環境なんです。
加えて、トライ&エラーを全力でサポートしてくれるBA同士の関係性も心強いです。自分が頑張りたいと言ったことに対して、上司のチーフや先輩BAが「ミスしても、私たちがサポートするから」と惜しみなくフォローしてくれるので安心して挑戦が出来ます。
私も坂倉さんをはじめとした先輩たちのサポートのお陰で、自分が日々レベルアップしていることが実感できています。
取材・文:仁尾明美
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
オルビスでは現在、一緒に働く仲間を募集しています。少しでも興味をお持ちいただいた方は、ぜひこちらからご連絡ください。
皆様のご応募、お待ちしております!
※本記事内容は、公開日(2024年8月26日)時点の情報に基づきます。
Profile
坂倉 優衣(Sakakura Yui)
2020年新卒入社。現在は有楽町マルイ店でBAとして勤務し、接客のほか販売促進のリーダーとして店舗全体の接客力を向上させるための施策を担当している。
村越 実有(Murakoshi Miu)
2021年新卒入社。現在は有楽町マルイ店でBAとして勤務し、接客に加えて百貨店カードの契約促進や、ブランディング施策の取り組みを担当している。