テクノロジーを活用して人の魅力や可能性を引き出す。新卒5年目の社員が語る、ビューティーテックへの想い
- RECRUIT

こんにちは。ブログ担当の中村です。
今回は、新卒でオルビスに入社し、オルビスのブランド体験をテック領域から企画立案し、実行している、入社5年目の中村秀輔さんをご紹介します。中村さんはCX戦略グループに所属しながら、3年目には新たな事業を創り出す「2029年プロジェクト(※現、新規事業開発グループ)」にもジョインされています。
入社から5年間でどのような業務に携わってきたのか?オルビスだからできるDXやビューティーテックへの魅力や可能性についてお話を聞きました。 ぜひご一読ください。
テック領域でブランド体験価値を高める企画を立案
――現在、どのような業務を担当しているのか教えてください。
現在、所属しているCX戦略グループは会社としても力を入れているビューティーテックの領域で、オルビスが掲げるブランド体験の中核を新しいアプローチでデザインしながら事業成長の促進を担うグループです。
その中でも私は、お客様の体験価値を高めるためのシステムやコミュニケーションの企画立案を担当し、顧客データの分析や、現在は特にオルビスの自社アプリの企画に注力しています。また兼任で、オルビスの未来を考え、新たな事業を創り出す新規事業開発グループにも所属しています。ここでも同じく、オルビスの新規事業でのテック領域の企画・開発・実装までを担当しています。
グループの兼務は大変なこともありますが、直近のアプリの企画、近い将来世に出したいプロダクト企画、2029年を見据えたブランド戦略、という3つの時間軸で物事を見ることができるため、非常に成長できる環境に身を置けていると感じています。
――中村さんが手掛けてきた企画に「AIアイブローシュミレーター」がありますが、これはどのようにして企画が生まれたのでしょうか?
当時入社2年目で、メイン担当として携わった初めての大きな企画でした。
まずオルビスの自社アプリの課題として、男性向けのコンテンツの少なさを感じていました。多様な美のあり方を肯定する「スマートエイジング®」を提供価値として掲げるオルビスのアプリでは、男女関係なく、その人らしさやその人が本来持っている魅力を引き出すような体験を提供したい。そんな想いからスタートしました。
顔の額縁と言われる眉毛は、印象を左右する重要なパーツの一つですが、「自分に似合う眉が分からない」「眉のお手入れを始めてみたいが、何から手を付ければいいか分からない」といった声が多く、男性女性ともに悩みの多いパーツです。
その悩みを気軽に解決できるアイブローシュミレーターを企画しました。

※「AIアイブローシミュレーター」は、スマートフォンで顔写真を撮影するだけで、AIが顔のパーツや比率に基づいた男性女性それぞれに似合う眉の形とお手入れ方法を提案するサービスです。
――2年目でメイン担当はなかなか大変だったのではないですか?
はい、とても(笑)。もちろんひとりで企画から設計、実装までを担うのは不可能なので、同じグループのメンバーや技術提供をしてくれた外部のパートナーなど、たくさんの人の力を借りながら成し遂げました。何年経ってもゼロから新しい物を生み出すのは、とても大変ですし苦労しますね。
ただもちろんその大変さを上回る面白さがあり、たとえばアプリ内の企画だと自身が立案した企画で約380万人ものダウンロードユーザーに影響を与える。そのインパクトの大きさは、責任とともにやりがいにも繋がっています。

オルビスは年次・役職・部署を超えてフラットに提案できる環境。若いうちから挑戦できる舞台が整っている
――他にもアプリのデザイン設計や今年4月にローンチされた新規事業など、5年間でさまざまな企画を経験されていますが、オルビスで働く魅力はなんだと思われますか?
2点あります。ひとつは短期的ではなく長期的な繋がり作りのための、CX企画の立案を経験できること。
成熟市場の日本ではLTV(ライフタイムバリュー)をどれだけ高められるかという長期的な繋がりの構築が重要です。オルビスのブランド体験においても商品を購入いただくことをゴールにしておらず、その先もお客様の人生と一緒に伴走し続けるための、仕組み作りが求められます。それを若手のうちから挑戦できることは、ビジネスマンとして成長できる貴重な経験だと考えています。
そしてもうひとつは挑戦できる環境があることです。
1年目の時から上長には、CXに関連することであれば何を提案してもいいと言われています。もちろん顧客ニーズや会社へのインパクトは問われますが、年次に関わらず挑戦できる舞台が整っていることはとても大きいです。
またIT系ベンチャーにはない影響力の大きさとそれを実行できる財務基盤、そして大手企業とは比較にならない意思決定の速さがあり、まさにいいとこ取りな環境だと思っています。

※2021年4月にサービススタートした肌測定ができるIoTデバイスを用いて“自分の肌だけに向き合える”パーソナライズスキンケアサービス『cocktail graphy (カクテルグラフィー)』。自分の肌だけにまっすぐ向き合える空間を提供するための専用アプリの開発に携わる。
オルビスは夢を語りやすい会社。想いがあれば実現できる
――今後、中村さんが実現したいビジョン、これから入社する方へのメッセージを聞かせてください。
今後も幅広い仕事に携わりたいです。ありとあらゆるものがデジタルと繋がっていることが当たり前になっている世の中。一方で、化粧品やスキンケアを使うことはやはり身体的でリアルな体験です。今後も、リアルとデジタルの両面でお客様との繋がりを強めていくために、ビューティーテック領域で実現できることがまだまだあると思います。
5年間オルビスで働いてきた中で、経験が増えれば増えるほど判断軸が増え、会社全体が見えてくることも実感しました。入社当時よりも理念への共感がより深まっており、「スマートエイジング®」という価値を拡げるための新たな事業の立ち上げや事業責任者にチャレンジしてみたいと思っています。
想いがあればやれる環境ですし、夢を語りやすい会社です。これから入社する方にも、実現したいことや想いを持って入ってきてほしい。オルビスはそういう人の方がチャンスを掴みやすい環境であり、それがオルビスブランドの成長に繋がっていくと思います。
※本記事内容は、公開日(2021年12月17日)時点の情報に基づきます。
Profile
中村 秀輔(Nakamura Shusuke)
2017年新卒入社。CX戦略グループに所属しながらも、3年目にして『2029年プロジェクト』にジョイン。アプリを起点とした顧客体験を高めるサービスの企画立案や、顧客データ分析領域などを担当する。