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「甲州市・オルビスの森」MAPと動画が完成!活動パートナーだからこそわかる、オルビスがこだわった森づくりとは

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こんにちは。オルビス ソーシャルアクションチームの佐々木です。

12月のブログ記事でオルビスが取り組んできた「甲州市・オルビスの森」里山再生計画について、活動に携わった社員の目線から、森に込めた想いや見どころをご案内しました。

森づくりは、オルビス社員だけで行うことができたわけではなく、森林保全活動に造詣が深い(公財)オイスカさん、保有する自治体である甲州市さんとの協力が不可欠です。そこで今回は、長きに渡ってご協力いただいた方々だからこそわかる「オルビスの環境活動」について、そして、それぞれが森にかける想いを語っていただきました。 

 
【オイスカ】啓発部普及部 参事 廣松和親さん(以下、敬称略)

(公財)オイスカで国内の森林保全業務を担当される傍ら、2017年よりオルビスの森作りにご協力いただいています。

環境活動はオルビスにとって当たり前のこと


—これまで長きにわたってオルビスの環境活動をご支援いただいていますが、率直にオルビスの環境への向き合い方はどのように感じていらっしゃいますか?

廣松:まず、環境保全活動を特別なことではなく、自分たちにとって当たり前のこと、と捉えている企業風土が感じられました。事業活動の中でも、創業当初から簡易包装を心がけていらっしゃるなど、環境への配慮を継続されていますしね。環境活動以外でも、2011年の東日本大震災の発生を受けて、いち早く被災地支援のための「いつも基金プロジェクト」を立ち上げて、お客様との協業で復興支援に取り組んでこられた姿が印象的です。

—「森づくり」の活動で印象に残っていることはありますか?

廣松:お付き合いは2002年からなので、もう20年以上のお付き合いになりますね。オルビスさんは最初から「森づくり」に積極的にご参加いただいています。特に、山梨では企業が手掛ける森づくりの先進事例だった、とも聞いています。

当時はカタログ中心の通信販売で紙を大量に消費するという、業態が環境に与える影響などを考え「次世代のために地球の資源を守りたい」というコンセプトで開始された活動だったと記憶しています。それが、甲州市・オルビスの森においては「守るだけでなく活用できる森にする」という、新しい視点を取り入れた活動に変化していきました。同じことを繰り返すのではなく、視野を広く持って発展させたことで成果を上げられたのではないかと思います。

受け身ではない活動


—様々な企業・自治体の環境活動に携わるオイスカさんからみて、オルビスの活動の特徴とはどんなところでしょうか。

廣松:環境活動の事務局が、自らの業務と兼務で、部署を横断して環境活動に取り組んでいるという点です。他の会社ではあまり見られない形でした。資金面での活動支援だけを行っている企業も多い中、オルビスさんの場合は当初から多くの社員のみなさんが現地での活動に参加されている印象です。部署を横断することで社内浸透がしやすかったのかもしれませんね。

環境活動には社員だけでなく、ご家族を含めての参加を推奨された点もそうです。特に、お子さん連れで参加される方向けの「キッズプログラム」を用意し、子どもたちにも環境教育の場を提供できたのは良かったと思います。

キッズ.jpg 【写真】子どもたちが森と触れ合う「キッズプログラム」の様子

—環境活動事務局の動きについてはいかがでしたか。

廣松:「こうしていきたい」という意思や希望をしっかりと主張されていました。また、言いっぱなしになるのではなく、実現のためにどうしたらよいかを考え、主体的に行動されていました。これも、環境活動がオルビスさんにとって「当たり前のこと」になっている企業風土の現れではないでしょうか。

森林機能と活用しやすさの両立


—私たちの森づくりの希望を形にするため、オイスカさんには多大なご協力をいただきました。
今回の里山再生の中で、森づくりのプロの目線から、大変だったことは何でしょうか。

廣松:森が持つ、水を貯えたり多様な生物を生かすなどの機能と、完成後の活用の両方を実現する点ですね。整備計画を立てるために綿密な実地調査を行いました。土地の特性を見極めるまで、苗がきちんと根付く方法を見出すのも大変でしたが、苦労した甲斐あって植栽した樹木は順調に生長しています。生物多様性の森が実現するのが本当に楽しみです。ぜひ、多くの方に森を体感していただきたいですね。

視察.jpg 【写真】甲州市、(公財)オイスカ、オルビスによる現地調査

続いて、甲州市役所 管財課 勝村公一さん(以下、敬称略)にもお話をお伺いしました。甲州市・オルビスの森」の担当として、オルビス、オイスカに森の情報を随時連携してくださっています。

森にかけるオルビスの熱意


—10年かけて森が完成しました。これまでの活動を振り返っていかがでしたか?

勝村:私が担当になったのが平成30年度からです。取り組みからの経緯は過去の資料などから拝見していますが、荒廃した森をどのように再生し、活用していくのかが議論されていて、皆さんのご苦労された様子が分かり、環境活動への熱い想いが伝わってきました。

—オルビスの環境活動には、いつも甲州市の皆様にもご参加いただき、社員と一緒に作業していただきましたね。

勝村:そうですね。私が担当になった年から遊歩道の整備が始まりました。社員の皆さんと丸太を並べたり、階段を造りましたが、皆さんが笑顔で作業する姿が嬉しかったです。また、社員のお子さんたちもドングリや落ち葉を拾いパネルをつくり、森を楽しんでいましたね。

歩道整備.jpg【写真】オルビス社員による歩道の整備作業

多様な森の活用


—完成を迎え、いよいよ森を活用するフェーズに入ります。どのように活用していきたいと考えていらっしゃいますか?

勝村:完成記念式典で市長が「自然とのふれあいをコンセプトに市内外から人を呼びこんでいきたい」と話していました。市街地からもアクセスしやすい場所ですので、気軽に森の散策をしていただきたいです。

「木漏れ日のステージ」は、野点(お茶会)やヨガ、音楽会など、自然と文化活動を一緒に楽しめる利点を活かして様々なイベントに使っていただけます。市としても積極的に情報発信していきたいと考えています。

また、小学校などの環境教育の場としても安全に活用できるのも魅力です。昨年は甲府市の小学校が環境学習を行い、森の中でゲームをしたり、のこぎりで丸太切りの体験をしました。地元の小学校では隣接する学校林と甲州市・オルビスの森で自然学習会を開催するなど、すでに活用は始まっています。今後は、市内外の学校に広く使っていただきたいと思います。

小学校環境教育.png 【写真】地元小学校による環境教育の様子

オイスカさん、甲州市さんにも私たちの熱い思いが伝わり、素敵な森を完成させることができたのでは、と嬉しくなりました。

あらためまして、感謝いたします。


オンラインでも楽しめる森

森が完成し、多くの方に見ていただきたいのですが、甲州市までは遠い、という方も多いのでは…。
そこで、もっと気軽にオルビスの森に触れる機会を作れないだろうか、と検討し、オンラインで森の様子を感じていただけるマップと動画を作成いたしました。

【MAP】
オルビスの森MAP.png

森の全景だけでなく、イラストを交えて見どころや楽しみ方について解説しています。生えている木の植生がわかるようになっているところもポイントです。

【動画】

森の広さを体感していただけるよう、ドローンを使って撮影しました。撮影時期は紅葉がはじまりかけた頃。美しい秋の風景とあわせ、森の見どころはもちろん、川のせせらぎや風の音も楽しむことができる内容になっています。リラックスしたいときにもぴったりです。

いかがでしたか?実際の森にはMAP、動画には収めきれなかった魅力がまだまだたくさんあります。

※12月~4月は林道封鎖で森には入れません。詳細については、甲州市管財課へお問い合わせください。

サステナブルな「スマートエイジング®」への取り組み

10年に及ぶ森づくりの取り組みは、森の多様性と可能性を信じ、森本来の力を引き出す試みでした。これは、オルビスの提供価値である「スマートエイジング®」にも通じるものです。創業当時から地球環境に対するアクションを継続してきた私たちオルビスは、これからも未来に向けた活動を続けてまいります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


Profile

佐々木 美枝(Sasaki Mie)
2006年入社、QCD統括部ロジスティクス管理チーム所属。
物流業務を担当しながら、ソーシャルアクションチームとしても環境活動を中心に活動している。

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