2021.8.19

部署も役職も超えて「ONE ORBIS」でお客様への価値提供を考える一日。全社総会『ONE ORBIS FORUM 2021 SUMMER』をレポートします!

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JOB&CULTURE

 ORBIS

こんにちは。オルビス公式ブログ担当の土井山です。

今回は、オルビスの日常に焦点を当てた記事をお届けいたします!

7月21日、オルビスの上期全社総会イベントである、『ONE ORBIS FORUM 2021 SUMMER』を開催しました。今年も緊急事態宣言の発令に伴い、オンラインのライブ配信で実施。全社員が「ONE ORBIS」として目線を合わせ、お客様へ価値を届けるプロとして実行すべきことを明確にした一日となりました。

そんな『ONE ORBIS FORUM 2021 SUMMER』開催の裏側と、当日の盛り上がりをお届けいたします。 ぜひご一読ください!

 

オルビスの全社総会『ONE ORBIS FORUM』について



【写真】2019年OOFの様子

オルビスでは、夏と冬の全2回、全社総会イベント『ONE ORBIS FORUM(通称:OOF、以下:OOF)』を実施しています。普段はそれぞれの部署・役職で仕事をしている社員が、オルビスのミッション・ビジョン、そしてお客様への価値提供に全員で向き合い、「未来志向」×「オープンマインド」なカルチャー形成を加速させる大切なイベントです。

「OOF」の特長は、何と言っても、経営陣の話を一方的に聞くような傾聴型のイベントではなく、経営陣からメンバーまで、立場・役職関係なく全社員が主体的に参加し、全員でイベントを創っていくこと

経営陣による戦略・方針の発信と来期に向けたメッセージをインプットとして、その後、全社員が繋がるワークショップやダイアログ(対話)により社員一人ひとりがアウトプットまですることで、これまで以上に行動力を高めていくことを目指しています。

【写真】オンライン配信に向けたリハーサルの様子

今回で8回目となるOOFは、昨年に続きオンライン開催で社員は自宅からの参加になりました。 司会進行、Zoomの連携など滞りなく実行できるよう、数週間前から入念に準備とリハーサルを重ね、同じ時間を共有していると実感できるほどのなめらかな運用と、オンラインだからこそできる「ONE ORBIS」な体験設計にこだわりました。

今期OOFのテーマは、「わたしが、とどける」





ONE ORBIS FORUM 2021 SUMMERのテーマは、「わたしがとどける」。実行の主体を”わたし”と表現した背景には、「お客様に対して、主体的に価値を提供していくのは、他の誰でもなく、一人ひとりの社員である」という想いが込められています

全社員が同じ目線でイベント当日を迎えられるよう、『ONE ORBIS FORUM』の開催にあたり、毎回社内のデザイナーと議論を重ね、テーマに沿ったクリエイティブ制作にも力を入れています!

今期のクリエイティブには、「わたしが、とどける」というメッセージにある通り、お客様に価値を届ける社員たちの生き生きとした表情が彩られています。今回のクリエイティブも、「エモい!」「ワクワクする!」など社内で大好評でした!



「ONE ORBIS」で提供価値を考え尽くした、社員総会の全貌



【写真】オープニングムービーの一部

定刻を迎え、オープニングムービーを皮切りに『ONE ORBIS FORUM 2021 SUMMER』が幕を開けました。

ムービーは、第二創業期を経てこれまで達成してきたことに触れながら、OOF当日の目的・ゴールの再認識を促す内容に。ここちよい緊張感が生まれる動画に、社員一人ひとりがワクワクしながら参加することができました。

「お客様に価値提供できているか?」を全社員で問い直す。経営陣の熱いメッセージ

オープニングムービーが終わると、経営陣の福島、西野、元木より、事業の進捗と下期に向けたメッセージをバトンリレーのように繋ぎ社員に語りました。この日に向けて経営陣も議論を重ね、準備をしていたそうです。それぞれの視点から語られ、熱の溢れるメッセージとなりました!



【写真】(左から)福島取締役、西野執行役員、元木執行役員

取締役の福島からの「難易度の高い変革への取り組みが進んでいることに自信を持とう!」と社員を鼓舞する力強いメッセージに始まり、執行役員の西野からは、バリューチェーンの観点からONE ORBISで一人ひとりが価値を繋げていくことの重要性について。 そして、同じく執行役員の元木は「多くのチャレンジが人を成長させ成功事例を生み出し、成果に繋がる。」と語り、オルビスの主体的にチャレンジできる体制、文化を活かし価値提供を加速させていくことを期待する熱い言葉で、OOF前半の経営メッセージを終えました。

自分自身の言葉で、お客様への想いと下期の行動を宣言!全社員シャッフルのグループダイアログ



【写真】ダイアログ前のムービーの一部

オルビスの全社総会は、これだけでは終わりません。社員がメッセージを受けてそれぞれ感じたこと、OOFの中で生まれた熱量をアウトプットして初めて完結するのです!

経営陣からのプレゼンテーションが終わると、再びムービーが放映されました。「次は私たちがプロとして考えていく番です!」というメッセージによって、全社員参加型のグループダイアログが始まりました。

【写真】グループダイアログの様子

グループダイアログでは、5~6人ごとのグループに分かれ、約50のグループで全社員シャッフルでのダイアログを行いました。

実はここにも、OOFならではのポイントがあります。 グループ内のメンバー構成を全社員シャッフルすることで、部署・役職といった垣根を超えて、それぞれがグループの代表として自分の言葉で周囲に伝搬していくことを意識しています。縦(上司・部下)・横(同僚)・斜め(全社)の関係をフラットにすることで、社内コミュニケーションをより一層活性化させることを狙った設計でもあります!

余談ですが、毎回好評で恒例になりつつあるシャッフルダイアログ。オフライン開催だった2019年のOOF(※参考:【写真】2019年OOFの様子)では、ダイアログを開始するにあたり、社員全員がテーブルを移動するまでに数十分かかったという経験も…。オンライン開催のメリットを活かしたコンテンツであると、再認識しました。

チャット欄が応援の声で埋め尽くされた、代表者による全社宣言!



経営ボードのメッセージを受けて感じたこと、自分自身がお客様に向けて何を約束するのかを、全社を代表して3名の社員が宣言しました。ここでは、全社宣言の内容を一部ご紹介します!

CRM統括部 コミュニケーション推進グループ 割石さん

お客様視点で、「何を提供できたのか」「これからどんな価値を提供していくのか」を見つめることが必要だと感じました。下期では、「あらゆるケースを想定した準備」を自身のテーマとしました。お客様に「こんな商品を待っていました」と思っていただけるよう、しっかりと未来を見据えながら、予想外の出来事にも臨機応変に対応していきたいと思います。


CRM統括部 B to Bグループ 大山さん

リブランディング当時を振り返るとともに、今後も熱量高くお客様に価値提供していきたいと、強く感じました。これまでは店舗を統括する立場であるスーパーバイザーとして奮闘してきましたが、下期にかけては、化粧品専門店におけるお客様の体験を高めていきたいと思います。現場スタッフの声を素早く拾いながら、お客様が何度も足を運びたいと思えるような接客スタイルを構築していきたいです。


◇商品企画部 商品企画グループ 合志さん

オルビスの、「未来志向」かつ「スピーディーな意思決定」がサステナブルなブランドを創っているのだと改めて感じました。下期の達成目標としては、外部志向を取り入れた企画提案を行うことです。市場の変化に日々アンテナを張るのはもちろん、各分野のプロフェッショナルとともに、お客様にとって「ここちよい」と感じていただけるブランドを創っていきたいと思います。


3名の宣言を受けて、Zoomのチャット欄には、数えきれないほどのメッセージや応援コメントが部署や役職を超えて多く寄せられていました。経営陣からの熱いエールも贈られ、まさに「ONE ORBIS」で盛り上がる様子が見られました!

日頃の感謝と下期への期待を込めて。代表・小林による総括メッセージ



最後は、代表の小林から「オルビスが、自分にとって本当に大切な人へ勧めたいブランドであり続けるためにそして、お客様一人ひとりの正解を一緒に模索するパートナーであり続けるために、”ONE ORBIS”で未来を創っていきましょう」と、ブランドが持つ可能性と社員への期待を込めたメッセージでOOFを締めくくりました。

次は、”わたしたち”がお客様へ届ける番。下期も「ONE ORBIS」で走り続けます!

【写真】エンディングムービーの一部

今期OOFを終えて、「自身のアクションプランがより明確になった」「他部署の方の業務内容を知ることができ、コミュニケーションをとるきっかけになった。」というコメントが多く寄せられました。

引き続き、勤務年数や所属部署、役職といった垣根を超えて、「ONE ORBIS」でお客様へここちいい体験を届けていきます!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 オルビスでは現在、一緒に働く仲間を募集しています。少しでも興味をお持ちいただいた方は、ぜひこちらからご連絡ください。 皆様のご応募、お待ちしております!



※本記事内容は、公開日(2021年8月19日)時点の情報に基づきます。


Profile

土井山 幸香(Doiyama Yukika)

2021年新卒入社、HR統括部 組織戦略グループ所属。 広報担当として、オルビス公式ブログの編集、公式SNSアカウントの運用を行う。

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2024.02.15

2024年のオルビスが目指すもの。全社総会『ONE ORBIS FORUM 2023 WINTER』で語られた、「お客様視点」の重要性とは

vol.4
2024.01.26

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vol.5
2023.12.25

「ONE ORBISで、ともに前へ。」いま改めて振り返る、内定式で語られた、オルビスの揺るがない軸と目指す姿

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2023.12.08

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2023.11.30

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2022.03.02

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入社2年目にして販売戦略を先導するMDに。年次にかかわらず挑戦できるオルビスの成長環境とは

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多様な個の掛け算、学び合いが社員の成長を加速させる。「ORBIS LAB」運営メンバーに徹底インタビューしました! (前編)

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2022年も、「ONE ORBIS」で最高のスタート。『KICK OFF MEETING 2022』を開催しました!

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2021.12.22

「ONE ORBIS」で駆け抜けた1年、そして未来へ。『ONE ORBIS FORUM 2021 WINTER』の全貌をお届けします!

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オルビスとお客様を繋ぐ「虹」、ビスタが主役の3日間。『BISTA WEEK 2021』に密着しました!

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ビューティ領域にとどまらない新規事業への挑戦。オルビスの未来をゼロイチで創造するリーダーの想い

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「柔軟性とスピード感の両立」。大手化粧品メーカーから転職して1年、肌で感じたオルビスの強みとは

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2018年からの3年を振り返る、リブランディングのこれまでとオルビスの未来とは

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パーソナライズにサラダ販売。多角的な取り組みを牽引する、新規事業開発グループが目指す未来

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風土と制度を両輪で変える。「変革エージェント」として組織改革を支えた、HRの進化

vol.50
2021.06.04

2度の産休を経て、さらに“自分らしく”。オルビスのフラットな風土で活躍する女性マネージャーの働き方

vol.51
2021.05.10

「その人そのものの良さを解放したい。」メンズ化粧品ブランド「Mr.」タスクフォースを立ち上げた新卒11年目社員の想いとは

vol.52
2021.05.10

マーケコンサル会社とスタートアップを経てオルビスへ。オルビスだからできること、そして実現したい未来とは

vol.53
2021.04.13

障がいに関わらず、専門性を高めていけるオルビスで、成長し続けたい

vol.54
2021.03.23

「ビューティーアドバイザーの数だけお客様に喜んでいただけるような魅力を持っている」ビューティーアドバイザー・チーフを経験したスーパーバイザーの想いとは

vol.55
2021.03.14

入社3年目で社長に直談判。新規プロジェクトを立ち上げたリーダーが語る、オルビスで働く面白さ

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