2022.1.18

累計約1,000名の社員が参加した社内アカデミー「ORBIS LAB」の開催事例をご紹介します!(後編)

PROJECT

JOB&CULTURE

 ORBIS

こんにちは。オルビス公式ブログ担当の土井山です。

オルビスでは、一人ひとりの能力の最大化を目的に、様々な取り組みを社内で実施しています。そのうちの一つが、部署や役職の垣根を超えて社員同士が繋がり、学び合うことのできる社内アカデミー「ORBIS LAB(オルビス ラボ)」です。

前編では、「ORBIS LAB」発足の背景と組織・風土の変化、そして今後どのように進化していくのか、運営へのインタビューを通じて実施の裏側にフォーカスしました。後編では、これまでに開催されたオリジナリティあふれる「ORBIS LAB」の開催事例をご紹介します! ぜひ、前編と合わせてご一読ください。

前編はこちら

多様な個の掛け合わせ、学び合いが成長を加速させる。「ORBIS LAB」運営メンバーに徹底インタビューしました!(前編)

https://corp.orbis.co.jp/article/culture_orbislab/
 

社員の個性が発揮された、「ORBIS LAB」の開催事例をご紹介します!

2019年の発足以降、ブランドを成長させるために「オルビス全体に共有したいテーマがある」「○○についてもっと深めたい!」という想いを持つ社員が、「ORBIS LAB」を活用して数々の気付きや知見をシェアしてきました。

これまでに開催された「ORBIS LAB」の累計回数は31回。約3年間、数々のテーマでの開催を重ね、なんと累計で約1,000名の社員が主体的に参加してきました!(約250名の本社社員が、1人あたり4回参加したことになります。)

ここからは、歴代の「ORBIS LAB(通称:LAB)」から、ほんの一部ではありますが開催事例をご紹介していきます。主催者たちの、熱量満載のコメントも必見です!

 

新卒メンバーが主体となって開催。各世代の価値観を見つめ、共創のヒントを探る『Z世代LAB』

入社後わずか2か月でLABを企画、「自身の業務に活かせる!」と参加社員の満足度も高かったのが『Z世代LAB』です。Z世代のリアルな姿、時代背景と行動との繋がりを紐解くことで、お客様の価値観を知るためのポイントを探る時間となりました。

 

——LABを開催するに至ったきっかけ、背景を教えてください。

 

入社後、約1か月間の研修期間の総仕上げとして企画を始めました。単なるZ世代理解ではなく、「お客様の心により深く届くような価値を提供していきたい」という想いから、「自分たちだからこそ伝えられることは何だろう?」と、8人全員で何度も議論を重ねて開催に至りました。

 

——LABを開催してみて、率直にいかがでしたか?

 

オンライン開催でしたが、Zoomのチャット欄が参加者の反応で盛り上がっていたり、グループワークを通じて新たな繋がりができたり、「ONE ORBIS」で一つのテーマを深め合うことができた実感があります。勤続年数や経験に関わらず、「入社したばかりの自分たちにも、オルビスに提供できることがあるんだ」という自信に繋がりましたね

 

——LABを開催して、ご自身または周りの行動に変化はありましたか?

 

「固定観念に捉われず、幅広い視点で物事を捉えるきっかけになった」「議論の質が高まった」というフィードバックをいただくことがありました。ミーティングのアイスブレイクで「Z世代LABに参加しました!」と話題にしていただくこともあり、会話のきっかけになっていることも嬉しいです。

 

V字回復を果たした店舗チーフから、リーダーシップを学ぶ『高知店復活の軌跡』

イオンモール高知店の小野チーフ(写真中央)を主体に開催された『高知店復活の軌跡』では、LAB至上初めて、オルビスの店舗と本社のコラボレーションが実現!過去最多となる100名以上の社員がオンラインで参加し、まさに「ONE ORBIS」で学び合う機会となりました

 

——LABを開催するに至ったきっかけ、背景を教えてください。

 

これまで本社の皆様に、店舗の活動についてお話する機会は少なかったのですが、高知店のV字回復の成功事例を共有することで、少しでも皆様の活動のきっかけになればと思い開催することになりました。

 

——LABを開催してみて、率直にいかがでしたか?

 

LABの開催をきっかけに、店舗と本社の垣根を超えて「ONE ORBIS」を感じることができました

また、本社各部署の"社員の想い"というバトンを受け取った店舗のスタッフが、その想いをどのようにお客様にお伝えしているのかを知ってもらえたことが嬉しかったです。

 

——LABを開催して、ご自身または周りの行動に変化はありましたか?

 

これからもお客様に喜んでいただける店舗作りに注力し、チーム一丸となって頑張り続けていきたいという想いがさらに増しました。本社社員からは、「店舗と本社のつながりをもっと増やしていきたい」「ゴールを達成するためのチーム作りが大きな学びになった」という嬉しいお声もいただいています。

 

3名のプロフェッショナルと、ここちよいコミュニケーションのヒントを探る『PR・広報LAB』

PR・広報のプロフェッショナルとインタラクティブに学びを深められる機会として、1テーマで過去最多の開催数を誇るのが『PR・広報LAB』。一般的な書籍では得られない、リアルな体験に基づいたノウハウには、コミュニケーションスキルを磨いていくためのヒントが詰まっています。

 

——LABを開催するに至ったきっかけ、背景を教えてください。

 

小川さん:社員一人ひとりが持つ多様性をシェアし合うことは、組織にとってイノベーションを引き起こすための大きな原動力になると思っています。私自身、広報で得た経験や知見・思考方法はその後も様々なシーンで応用が可能であると実感しているため、LABのスキームを活用し役に立ちたいと考えました。

 

——LABを開催してみて、率直にどうでしたか?周りの行動に変化はありましたか?

 

村澤さん:社内の広報PRに対してのリテラシーが向上していることを体感しており、様々な案件に対して広報活動の相談を受ける機会が増えました。単一のLABでは史上最多の開催数になるほど、多くの社員が『PR・広報LAB』に興味関心を持ってくださっていることに感謝しています。

山本さん:参加者のアウトプットは個性が発揮されてわくわくしますし、LAB終了後には、ここで学んだことを早速実践している方もいました。ワークでのアウトプットに私たちがフィードバックをすることで、他部署の方とさらにコミュニケーションが生まれていることも嬉しいです!

 

参加者のコメントから見えてきた「ORBIS LAB」の魅力

 

リピーター多数の「ORBIS LAB」の魅力について、実際に参加した社員の声をご紹介します!参加する社員同士が部署や役職の垣根を超えて繋がり、互いに学び合うことで、新たな気づきや学びの実感を得ているようです。

 

多様な側面から、新しい視点を得られる

 

「自分ひとりでは気づけない考え方やものの見方を知る機会になり、自身の学びや今後のコミュニケーションに役立つと思い参加しています!」

「LABを通じて新しい考え方に触れることで、日々の自分の行動を振り返るきっかけになる点がメリットだと感じます。」
 

部署や年次の垣根を超えて、社内交流のきっかけになる

 

「グループワークを通じて、普段の業務では関わりのない方とも話せるので、社内人脈を広げることができました!」

「多様な個性を持つ社員と対話することで、その人それぞれの価値観、考え方に触れることができると感じます。」

後編では、一人ひとりの個性が存分に発揮された「ORBIS LAB」の開催事例、そしてLABに参加した社員の熱いコメントをご紹介しました。一人ひとりが主体的に「ORBIS LAB」を開催、参加しているからこそ「外部セミナーではなくオルビスで開催する意義がある」と実感している社員も多いようです。

今後もオルビスでは、社員一人ひとりの力の最大化を後押しする様々な取り組みを通じて、「未来志向×オープンマインド」なカルチャー形成を加速させていきます!

最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございます。 オルビスでは現在、一緒に働く仲間を募集しています。少しでも興味をお持ちいただいた方は、ぜひこちらからご連絡ください。

皆様のご応募、お待ちしております!

 
 
Profile

土井山 幸香(Doiyama Yukika)

2021年新卒入社、HR統括部 広報グループ所属。 広報担当として、オルビス公式ブログの編集、公式SNSアカウントの運用を行う。

PROJECT back number

vol.1
2024.04.18

働く場所や仕事の内容が異なっても、『ONE ORBIS』として目指す姿は同じ。全社で気持ちをひとつにして臨んだ2024年入社式への想いとは

vol.2
2024.04.12

【代表小林 トップインタビュー】構造改革を経て、目指すのは「素肌ウェルネス」の追求(後編)

vol.3
2024.04.12

【代表小林 トップインタビュー】5年間のリブランディングによる構造改革で生み出した成果とオルビスの現在地、そしてこれから(前編)

vol.4
2024.03.19

プロダクトが持つ気配もデザインできるように

vol.5
2024.02.19

広告代理店、事業会社のどちらを選択するか。マーケターを目指した学生の就職活動体験記

vol.6
2024.02.15

2024年のオルビスが目指すもの。全社総会『ONE ORBIS FORUM 2023 WINTER』で語られた、「お客様視点」の重要性とは

vol.7
2024.01.26

BtoB事業躍進の背景を語る。オルビスが目指す「お客様との新たな接点づくり」とは

vol.8
2023.12.25

「ONE ORBISで、ともに前へ。」いま改めて振り返る、内定式で語られた、オルビスの揺るがない軸と目指す姿

vol.9
2023.12.08

「自分らしさ」を活かした接客スタイルを実現。業界未経験のBAが感じる、オルビスで働くやりがいと成長実感

vol.10
2023.11.30

化粧品業界は自分にとって「最も遠い業界」だから面白い。若手マーケターが成長を実感できる、オルビス独自の環境とは

vol.11
2023.11.21

オルビスの“組織戦闘力”を上げる。HR領域で組織開発グループが手掛ける、社内から始まる価値創造

vol.12
2023.09.29

コンテンツ制作を起点に「ブランド価値」を守りつつ「売上」をつくる。コミュニケーション企画の面白さとやりがい

vol.13
2023.09.25

リブランディングからの実りを全社で実感「ONE ORBIS FORUM 2023 SUMMER」で語られた更なるブランド成長への想い

vol.14
2023.09.11

「クリーンビューティ」への新たな挑戦。他社を経験した商品企画スペシャリストが実現したいこと

vol.15
2023.09.05

販売好調、オルビス最高峰のエイジングケアシリーズ『オルビスユー ドットシリーズ』リニューアルの葛藤と挑戦

vol.16
2023.08.10

ベスコス獲得やSNS拡散はなぜ必要か。ブランド力を育てるPR・ファネル戦略グループが、新体制で目指すこと

vol.17
2023.07.12

オルビス全社表彰イベントのベストパフォーマーに聞く。一人ひとりが追求する「お客様起点」の考え方とアクション

vol.18
2023.06.14

ブランドの共感者とともに、オルビスの未来を創る。新たなオウンドメディア 「ORBIS IS 」が目指すこととは

vol.19
2023.05.09

リブランディングから5年。変化を経て見えたオルビスの価値と「さらなる進化」に向けた3つの課題

vol.20
2023.05.08

里山再生に10年。 人と自然の共生を目指す、オルビスの森づくりとは

vol.21
2023.04.25

お客様の“顔”が見える環境で、マーケターとしてのスキルを磨く。「定量×定性」で深めるオルビスのCRM

vol.22
2023.03.16

提供価値「スマートエイジング®」への共感を軸に自走する組織へ。挑戦を続けるチームづくりに必要なリーダーシップとは

vol.23
2023.03.16

オルビスらしいマーケティングの本質とは? 代表の小林と考える、「クリアフル」のリブランディングから見えたこと

vol.24
2022.12.20

“自信のなさ”をバネに挑戦し続ける、「ORBIS Mr.」のリーダーが世の中に届けたいメッセージ

vol.25
2022.12.07

成長を求め広告代理店から転職。オルビスだからできる“深さ”を追求するマーケティングの面白さ

vol.26
2022.11.30

オルビスがアプリ内新サービス『肌カ.ル.テ』で目指す、「深く・長い」お客様との関係づくりとは

vol.27
2022.11.24

お客様に寄り添い、自分らしく働ける。転職して実感した、オルビスのBAとして働く魅力とは

vol.28
2022.11.18

オルビスが週2日出社の「ハイブリッドワーク」を導入した背景、狙いとは?

vol.29
2022.10.20

お客様への価値提供を考え抜き、ブランドとして進化し続ける。オルビス商品企画の面白さとやりがい

vol.30
2022.07.28

2021年新卒入社のリアルな声。入社1年を経た「今」、私たちが感じていること

vol.31
2022.07.20

オルビスが掲げるビジョンの実現に向けて、最も貢献したメンバー、プロジェクトとは?年に1度の全社表彰イベント『ONE ORBIS AWARD 2022』の全貌をお届けします!

vol.32
2022.06.30

“日本一のマーケター”を目指す学生が辿り着いた先が、オルビスだった話

vol.33
2022.06.09

「スマートエイジング(R)」はビューティーだけではない。 2029年の成長ブースター創出のための苦労と未来への兆し(後編)

vol.34
2022.06.09

ビジョンを体現するサイト「Portal to the Future」の真の狙いとは。 新規事業の立ち上げから考える、オルビスが目指す未来(前編)

vol.35
2022.04.28

他社でキャリアを重ねた3者は、なぜオルビスへ? 中途社員が組織や働き方について本音で語ります

vol.36
2022.04.04

「小林の部屋」を覗いてみたら、そこは会社のトップと社員がフラットに想いを伝え合う場でした。

vol.37
2022.03.29

【トップインタビュー】デジタルとリアルの融合、顧客起点でのDX推進で新たなブランド価値の創出へ

vol.38
2022.03.02

優勝チームを発表!オルビスの長期インターンで1位に輝いた新規事業とは?(後編)

vol.39
2022.03.02

12名の学生と描く未来。オルビスが新規事業開発の長期インターンを実施!(前編)

vol.40
2022.02.15

入社2年目にして販売戦略を先導するMDに。年次にかかわらず挑戦できるオルビスの成長環境とは

vol.42
2022.01.17

多様な個の掛け算、学び合いが社員の成長を加速させる。「ORBIS LAB」運営メンバーに徹底インタビューしました! (前編)

vol.43
2022.01.13

2022年も、「ONE ORBIS」で最高のスタート。『KICK OFF MEETING 2022』を開催しました!

vol.44
2021.12.22

「ONE ORBIS」で駆け抜けた1年、そして未来へ。『ONE ORBIS FORUM 2021 WINTER』の全貌をお届けします!

vol.45
2021.12.08

オルビスとお客様を繋ぐ「虹」、ビスタが主役の3日間。『BISTA WEEK 2021』に密着しました!

vol.46
2021.12.03

一人ひとりの行動の積み重ねが会社のカルチャーを作る。「未来志向×オープンマインド」を醸成した3年間

vol.47
2021.12.01

ビューティ領域にとどまらない新規事業への挑戦。オルビスの未来をゼロイチで創造するリーダーの想い

vol.48
2021.11.25

「柔軟性とスピード感の両立」。大手化粧品メーカーから転職して1年、肌で感じたオルビスの強みとは

vol.49
2021.11.15

2018年からの3年を振り返る、リブランディングのこれまでとオルビスの未来とは

vol.50
2021.09.21

パーソナライズにサラダ販売。多角的な取り組みを牽引する、新規事業開発グループが目指す未来

vol.51
2021.08.19

部署も役職も超えて「ONE ORBIS」でお客様への価値提供を考える一日。全社総会『ONE ORBIS FORUM 2021 SUMMER』をレポートします!

vol.52
2021.06.14

風土と制度を両輪で変える。「変革エージェント」として組織改革を支えた、HRの進化

vol.53
2021.06.04

2度の産休を経て、さらに“自分らしく”。オルビスのフラットな風土で活躍する女性マネージャーの働き方

vol.54
2021.05.10

「その人そのものの良さを解放したい。」メンズ化粧品ブランド「Mr.」タスクフォースを立ち上げた新卒11年目社員の想いとは

vol.55
2021.05.10

マーケコンサル会社とスタートアップを経てオルビスへ。オルビスだからできること、そして実現したい未来とは

vol.56
2021.04.13

障がいに関わらず、専門性を高めていけるオルビスで、成長し続けたい

vol.57
2021.03.23

「ビューティーアドバイザーの数だけお客様に喜んでいただけるような魅力を持っている」ビューティーアドバイザー・チーフを経験したスーパーバイザーの想いとは

vol.58
2021.03.14

入社3年目で社長に直談判。新規プロジェクトを立ち上げたリーダーが語る、オルビスで働く面白さ

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オルビスが掲げるビジョンの実現に向けて、最も貢献したメンバー、プロジェクトとは?年に1度の全社表彰イベント『ONE ORBIS AWARD 2022』の全貌をお届けします!

2022.04.04

「小林の部屋」を覗いてみたら、そこは会社のトップと社員がフラットに想いを伝え合う場でした。