ビューティーをきっかけに、自分を大切にする時間を―キッズドアの高校生と行ったスキンケア・メイクレッスン
SUSTAINABILITY
「スキンケアにもっと興味がわきました」
「まだまだ難しいですが、自分の顔のコンプレックスが気にならなくなるメイクが楽しい」
これは、レッスン後のアンケートに寄せられた高校生たちの言葉です。
正しいスキンケアの順番を初めて知ったこと。
アイシャドウやアイブロウの使い方を学び、“できた”を実感できたこと。
こうした一つひとつの体験は、高校生たちにどんな変化をもたらしたのでしょうか。
2025年12月、オルビスは「認定NPO法人キッズドア(以下、キッズドア)」とともに、高校生を対象としたスキンケア・メイクレッスンを開催しました。 ビューティーを通じて自分の肌に触れ、鏡の中の自分と向き合う時間。それは、見た目を整えることだけでなく、自分自身に目を向けるきっかけにもなります。
本記事では、当日の様子とともに、オルビスが本業の強みを活かして子どもたちの未来を支える取り組みについてご紹介します。
特別な場所で始まった、少し緊張のレッスン
今回実施したスキンケア・メイクレッスンは、「ORBIS ペンギンリング プロジェクト」の一環として、オルビスの“ビューティー”という本業の強みを活かした取り組みです。
支援の形は「寄付」だけではありません。体験を通じて、子どもたちの自己肯定感や未来への視野を広げることも、大切な支援の一つだと考えています。
会場となったのは、東京・表参道にあるオルビスの体験型コンセプトショップ「スキンケア ラウンジ」。日常とは少し離れた場所で、オルビスのプロから学ぶ特別な体験を届けたい――そんな想いから、高校生を招待しました。
募集開始後には多くの応募が寄せられ、スキンケアやメイクを通して「自分のことを知りたい」「新しいことに挑戦してみたい」という前向きな気持ちが伝わってきました。

当日参加してくれたのは、一都三県に住む高校1〜3年生。初対面同士、そして初めて訪れる場所ということもあり、会場に入ってきた高校生たちは、少し緊張した面持ちでした。
そんな空気を和らげたのが、スキンケアラウンジの看板ロボット「うるちゃん」。自然と笑顔がこぼれ、場の雰囲気も少しずつほぐれていきました。

「自分の肌を知る」ことから始まるセルフケア
レッスン前半では、講師を務めるオルビスのビューティクリエイター(以下、BC)が、スキンケアの基本をレクチャー。最初に行なったのは、自分の肌にそっと触れ、その状態を感じ取ることでした。
「さらさらかな?」「しっとりしている?」
BCの声かけに応えながら、高校生たちは鏡を手に頬に触れ、自分の肌と静かに向き合います。

続いて、洗顔の泡立て体験と化粧水の実践へ。
泡立てが始まると次第に表情がやわらぎ、楽しそうな声があちこちから聞こえてきました。レッスンを担当したBCの重谷は「ペットみたいに育ててあげてね」と声をかけながら、正しいスキンケアのコツを丁寧に伝えていきます。高校生たちはモコモコとした泡の感触を確かめながら、その心地よさを実感していきました。

洗顔後は、手のひらで肌をやさしく包み込むように化粧水をなじませ、保湿の大切さを体感。
スキンケアは、ただ肌を整えるだけでなく、自分自身を労わる時間でもある。そんな感覚が、少しずつ共有されていきました。

「やってみたい」があふれた、メイクレッスン
レッスン後半では、日焼け止めの基本から、ベースメイク、ポイントメイクまでを実践。毎日メイクをしている子もいれば、ほとんど経験がない子もいる中で、BCは一人ひとりのペースに寄り添いながら進めていきます。
「普段とは違うメイクに挑戦してみたい」「自分に似合う色を知りたい」――そんな声や質問が、自然と増えていきました。

BCが一貫して大切にしていたのは「正解はひとつではない」というメッセージ。基本を伝えつつ、それぞれの悩みや質問に合わせたアドバイスが続き、鏡の中の自分を見つめる高校生たちの表情にも自然と笑みが浮かびます。
メイクを“うまくする”ことよりも、自分らしさを楽しむこと。その感覚をそっと後押しするような時間となりました。

美容の先にある「働く」を考える時間
レッスンの最後には、BCによるキャリアトークを実施しました。
事前アンケートでは「美容に関わる仕事に興味がある」という声が多く、スキンケアやメイクのその先にある「働くこと」についても考えるきっかけを届けたいという想いから設けた時間です。
オルビスに入社したきっかけ、美容部員としての仕事内容、1日の流れ。
店頭でお客様と向き合う中でのエピソードを交えながら、美容の仕事のリアルを伝えました。
高校生たちは「好きなことを仕事にするとはどういうことか」「どんな働き方があるのか」といった将来への問いに真剣に向き合い、うなずいたりメモを取ったりしながら耳を傾けていました。

参加した高校生・保護者の声
レッスン後のアンケートでは、参加した生徒全員が「とても満足した」と回答。
「正しいスキンケアの順番を初めて知ることができました」
「特に目元のメイクが今までできなかったので、今後活用していきたいと思います!」
「今日は本当に楽しくて、あっというまに時間がすぎました!」
「オルビスのショップにも遊びに行きたいです!!」
保護者の方からも、ご家庭でのお子さまの様子について、
「帰ってきてから、参加して良かった、楽しかったと言っていました。洗顔フォームは指を立てて泡立てて…とか化粧水、保湿はこうやるんだよといただいた資料を元に教えてくれました。」
「その場で仲良くなれた子もできたようで、すごく楽しかった!行ってよかった!と話していました。」
「喜んでる姿に、自分も嬉しくなりました」
また、レッスン後には、教えてもらったやり方を自宅でも楽しそうに実践していることや、洗顔の仕方に変化が見られた、といった声も届いています。レッスンでの体験が、その場限りではなく、家庭での会話や日常の中に溶け込んでいる様子も伺えました。
BCから高校生へのメッセージ
当日、高校生一人ひとりと向き合いながらレッスンを進めたBC重谷に改めて想いを聞きました。
「美容は、見た目が変わるだけでなく、気持ちまで明るくしてくれるもの。まずは一つ、今日学んだことをやってみてほしいです。SNSにたくさんの情報が溢れているからこそ、いま正しい知識を知り、自分の肌を大切にする。それが、これからの毎日を前向きに過ごす力につながっていくと思います。」と語ります。
そして「他にも興味が出たらいつでもオルビスのショップに相談に来てくださいね。」とも。

これからも、子どもたちの未来につながる体験を
ペンギンリング プロジェクトでは、ポイント寄付や商品を通じた支援に加え、オルビスだからこそできる強みを活かした取り組みを、パートナー団体の皆さまとともに続けていきます。
今回のレッスンで生まれた小さな自信や「楽しい」という気持ちが、子どもたちの未来を支える力になることを願って。
今後も、パートナー団体の皆さまやお客様とともに、子どもたちが自分らしく未来を描ける社会を目指し、活動を続けてまいります。
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