2024.8.19

丹沢湖でサップをする朝 haru.×Jo Motoyo【前編】

PROJECT

月曜、朝のさかだち

 haru.

『月曜、朝のさかだち』第13回目は映像監督のJo Motoyoさんをゲストにお迎えし、丹沢湖でSUPをしました。山に囲まれた広大な湖で初めてのSUPを体験し、大はしゃぎの二人。インストラクターに教えてもらいながら徐々にコツを掴んでいき、夏のアクティビティを満喫しました。朝活を終えた二人は、Joさんの映像作品について語りながら、映像や広告業界で働くことの楽しさや葛藤、Joさんが映像監督を目指したきっかけについてお話しいただきました。

直感を信じることが一番大事

haru._今週のゲストは映像監督のJo Motoyoさんをお招きしています。今週の朝活は、初めての遠出で、丹沢湖にSUPをしに行ってきました。SUPは初めてでしたか?

Jo Motoyo(以下:Jo)_初めてでした!SUPの正式名称もインストラクターのお兄さんに教えてもらって知りました。スタンドアップパドルの頭文字を取ってSUP。

haru._割と新しいスポーツみたいで、日本に入ってきたのが20年前って言っていましたね。

Jo_SUPって見てるだけだと、船に乗ってるみたいな感じだったんだけど、実際は全身運動だったよね。

haru._割とそうかも。最初は余裕じゃんって思ったけど、バランスを崩して湖の中に落ちて、そこからボードの上に這い上がるのが大変でした。

Jo_すごく楽しかった。夏休みをきちんと過ごした感じ。今日行った場所は都内から車で90分くらい。ドライブも友達と行く機会って社会人になると減るよね。

haru._減りますね。仕事とか撮影で行くことはJoさんもあると思うんですけど。すごく面白かったので皆さんも機会があればぜひSUPをやってみてほしいです。お友達と行くのすごくいいと思うし、初めましての人とやっても楽しいのかなってちょっと思いました。

Jo_行政にお願いされて婚活SUPパーティーもしてるって言ってたよね。風に流されてお気に入りの人とあまり話せなかったりするから、その人に近づくために頑張って漕ぐみたいなことがあるのかも(笑)。

haru._Joさんは二人乗りSUPもしてましたね。Joさんは今日、初めましての編集部の人もいたけどすごく打ち解けてました。

Jo_スポーツの良さってそこもありますよね。知らない人と自然と距離が近くなれるっていう。幸せな朝でした。

haru._私とJoさんは出会って結構長いですよね。

Jo_たぶん7年とか?

haru._たぶん撮影現場でお会いして、そのときはJoさんピンクの長髪だったんですよね。そこからHUGでお仕事をお願いしたり、プライベートでも私とパートナーの写真を毎年Joさんが撮影してくださっているんですよね。

Jo_ライフワークとして撮らせてもらっていて、本当に嬉しい。

haru._私たちは事実婚をしているんですけど、それを発表したときの写真をJoさんに撮ってもらっているんです。Joさんとすごく語り合ったことがあるっていうわけではないんですけど、自分の大事なものを共有している感覚っていうのはずっとある。7年も知ってるのに改めてJoさんのことを知りたいですって言うのがちょっと難しかったので、今回番組にお招きしてお話を聞いていきたいなって思った次第です。

Jo_ありがとうございます。実は、haru.ちゃんがLIQUIDROOM*①でやってたHigh(er) Magazineのイベントに知り合う前に行ったことがあって。なんでharu.ちゃんのことを知ったかっていうと、フェミニズムに関する雑誌を作っている 、年齢もそんなに離れていない子が近い界隈にいるっていうのを知って、その子がLIQUIDROOMでイベントをするって書いてあったから行ってみたの。すごい人で、10分くらいで出ちゃったんだけど。でもそのあとに本人と会って、思っていたharu.ちゃんとちょっと違ったんだよね。私のなかのharu.ちゃんってもっと強くてイケイケな女の子だったんだけど、実際は、もっと穏やかでチルい女の子だった。

haru._Joさんが私のフェミニズム的な活動に興味を持ってくれたみたいに、私もJoさんの表現するものに共感するのはやっぱり女性の描き方にリアリティーがすごくあるから。Joさんは広告の撮影もされるじゃないですか。その中で無理のない状態で女性が映っているということに共感しています。広告だといろんなものが誇張されたり、本来存在しない人が描かれたりすることが多い。それが広告業界の普通だったと思うんですけど、そこをJoさんは塗り替えてる方だなと思っています。この間Joさんが公開されていたTriumph Lingerie*②の下着のCMを見てもそれをすごく感じました。下着の広告ってめっちゃ特殊だと思っていて、自分が下着ブランドをやるってなったときに、広告のあり方とか、ビジュアルの作り方で変えたいと思ったのもそこだったんですよね。「女性がブラとショーツでそんな状態でいることってなくない?」ってものばかりだったから。

Jo_下着の広告ってどう脱がせるかが重要視されているなと思っていて。すごくセンシティブな話じゃないですか。家にいるときは下着はつけない人もいるっていうことを今回CMを作って知ったんだよね。私は家でも下着をつけたい派だけど、家で下着なんてありえないっていう人もいて。すごく多様な下着との関わり方があるって知った。

haru._今回Joさんが作ったCMは、働いている女性が家に帰ってきて、ちょっと浮かない顔をしているんですよね。うまくいかないことがあったのかなって思わせる表情をしていて、その彼女が家に帰ってくると自然と服を脱ぎだして、自分の下着姿を鏡で見るという描写が違和感なく見れたんです。

Jo_そんなふうに言ってくれて嬉しい。

haru._このストーリーラインはどういうふうに考えたんですか?

Jo_実はあの作品は結構前に作ったものが最近公開されたのでディテールをそこまで覚えていないんだけど、私はいろんな感情の寄り添い方があるなかで、ハッピーな感情よりもネガティブな感情にできるだけ寄り添いたいって思っていて。みんなグッドデーもあるけど、バッドデーもあって。そんなバッドデーをきちんと描きたいし、それがハッピーに転がる瞬間を表現できたらいいなと思ってTriumph LingerieのCMは作っていて。仕事でつまずいたり、嫌なことがあったり、悔しい思いをしたりする日ってきっと誰にでもあって、そこに共感してほしいなと思ってあれは作ったの。菊地凛子さんを起用させていただいたんだけど、きちんと人物設定を凛子さんと共有したの。こういう女性で、このくらい部下がいて、こういう設定でやりたいんですって言ったら、凛子さんもスッと受け入れてくれた。脚本を書くときに当て書きっていうのがあるんですけど、凛子さんを思い描きながらストーリーラインを作りました。思い描いていた女性通りに凛子さんも演技をしてくれたので、すごくハマったなって感覚がありましたね。

実はあの作品は2パターンあって、凛子さんが涙を流すパターンもあるんです。涙のカットが入ってない方を採用してもらって、私もそれを推したんだけど、心の中では凛子さんが涙を流してる方が好きだったんだよね。だけどいろんなことを考えて今放送されているやつにしたんだけど、自分の第一インスピレーションって重要だったなと思って、後悔した。直感的にいいなと思ったのは、もう一個の方だったんだよね。そういうのって後々気づく。

haru._涙を流している方が好きだったのに、そうじゃない方を推したのはなんでだったんですか?

Jo_CMって繰り返し流れるものだと思っていて、それが他の映像コンテンツとの違いだと思う。だからこそライトなコミュニケーションにした方がいいと思った。今放送されているやつはわかりやすい編集じゃなかったんだけど、繰り返し見ていくとそっちの方が素敵な編集にそのときは思えたんだよね。でもまだまだ未熟だなって思いました。

haru._でも今のバージョンも凛子さんの目がちょっと潤んでいますよね。

Jo_それぐらいに留めておくのがいい編集かもってそのときは思ったんだけど、もう一つのバージョンでは、涙がぽろっと流れて、手で涙を拭ってくれたりとかしていて、それがすごく見ている人を感情的にさせてくれる編集だったんだよね。

haru._目がちょっと湿っているのは今のバージョンでも伝わってきました。私個人の感想なんですけどそういうところもリアルだなって思ったんです。涙を流しきれる感じでもないけど、グッと堪えることってあるじゃないですか。そこにすごく共感できて素敵だなって思っていました。

Jo_同じことを言ってくれた人がいて、その人の意見とかも取り入れて今の方向性になったんだよね。涙を流しきれない女の人っているよねっていう話があって、確かにわかるなって。昔映像を作ったときにすごく後悔したことがあって。キャスティングをしたときに、この人で絶対にいきたい!って思った子がいたんだけど、いろんな人の意見を聞きすぎて、別の子にしたことが一度だけあったの。それは史上最大の後悔。

haru._いまだに思い出しちゃうくらいってことですもんね。

Jo_もちろん今は良き反省点として捉えているんだけど、あのときは現場に入って大後悔した。でもそういうことの繰り返しだよね。学びの繰り返し。直感を理論的に説明しないといけない業界だし、その直感を今はすごく大事にしてる。

「魔法使いになりたかった」

haru._Joさんが映像監督を目指したきっかけって何なんですか?

Jo_最近まで実は忘れていたんですけど、小さい頃、魔法使いになりたかったの。私がジブリがめちゃくちゃ好きなのも、ジブリって当たり前のように魔法が存在しているからなのかも。魔法使いになりたすぎて、大きくなって魔法使いは存在しないんだって知ったときのショックがすごくて。魔法は映像の中でしか存在しないっていうことに気づいた。それなら映像の道に行こうと思ったの。でも実情で言うと、魔法が使えるような映像を作るのってめちゃくちゃお金がかかる。ハリーポッターとかすごい値段で作ってるから、そこまでの道のりは遠いんだけど、それがやりたかったんだったっていうのを最近思い出したんです。

haru._Joさんがジブリ作品に出会ったのはいつ頃だったんですか?

Jo_お兄ちゃんとお姉ちゃんがいるんだけど、その二人がテレビを見ていたから、私のテレビデビューも早くて。物心ついた頃にはテレビを見てたんです。お母さんが台湾人で、ジブリ作品を見るときは日本語音声で台湾語字幕が入ったものを見てたのをすごく覚えています。だから漢字を追うみたいなのが当たり前の世界だった。

haru._映画や映像を見ることは字幕もセットだったってことですか?

Jo_そうそう。だから字幕がないものを見せてもらえるようになったときに、「字幕がないな」って思ったのも覚えてる。

haru._普通逆だったりしますよね。割と日本語吹き替えバージョンを子どもの頃は見てたりするじゃないですか。文字が読めないから。

Jo_だからたぶんジブリは、私にとってお母さんと楽しめるものでもあったのかもしれない。

haru._お母さんとのコミュニケーションは何語だったんですか?

Jo_小さい頃からずっと日本語だけ。それがまずいと思って、一回大学を卒業した頃に台湾に留学をしたんです。そこで少し中国語をまた話せるようになったけど、やっぱり全然話せない方だと私は思ってる。でもお母さんの日本語もそこまでだから、結構意思疎通で困るときも結構あって。でもミックスカルチャーの子って結構こういう話する子多いかも。

haru._私がドイツに住んでいた頃の友達も、お母さんが日本人でお父さんがブラジル人のミックスで、お母さんに伝えたいことがたくさんあるんだけど、伝わり切ってるとは思えないって言っていました。お母さんは日本語しか喋れないけど、その友達はドイツ語だったので、すごく苦労しているっていうのは聞きました。

Jo_そういう子多い気がしますね。

haru._Joさんが台湾に行かないとまずいって思ったのって、自分のルーツを探るみたいなことですか?

Jo_それが一番大きかったのと、大学卒業してから本格的に働き始めるまでに一番やらなきゃいけないことってこれかなって思って。

haru._台湾留学を経て映像業界に入ったんですか?

Jo_そう。帰国してすぐ入ったのが今の会社。大学を卒業してから2年間は現代アーティストとして実はやっていて。そのときに本当にお金がなくて、お金がないと作品を作れないっていうことをそのときにやっと知ったの。だから資金があることとか、そういう環境を自分で作っていくっていうことも重要なんだなと思って。頑なに就職とか働くことを避けてきた自分がいたんだけど、そのときに働こうと思って唯一受けたのが、今フリーランスで所属させてもらってる会社。そこで映像の勉強をさせてもらったっていう感じ。広告業界に入ることにすごく抵抗があったんだけど、今は入ってよかったなってすごく感謝してる。

haru._どんなときによかったなって思いますか?

Jo_広告のいいところって、全人類がターゲットなことで、それってすごくレアだと思ってて。全人類に話しかけられる言語を私は知ってるっていう感覚が今はあって、それは自分の強みになったかなって思ってる。もちろんターゲット別に話しかける言語も知ってるし、やり方もわかる。それが自分にとって大きかった。

haru._それって広告じゃない作品を作るときにもものすごく生かされそうですよね。

Jo_すごく重要だと思う。そんなことすら知らなかったときを思うと、そのころの自分に言ってあげられることがたくさんある。haru.ちゃんも美大だったと思うんだけど、美大にいると広告業界って敵感があるなと思っていて。ビジネスの中枢だったり、実体の無さみたいなのがそういうところに行き着く気がするんだけど、飛び込んでみたら全然そんなことなくて。すごく大事なことばかり学ばせてもらった気がする。

haru._私は広告じゃなくて雑誌を作ってきたけど、学生時代にそれすらも先生から「何してるの?」「本質的じゃない」って捉えられることが割と多くて、いつも不満に思ってました。

Jo_やったことない人からの偏見ってあるよね。飛び込んでみるとそんなことないんだけどなみたいな。

二人が考えるこれからの目標

haru._最初映像の世界を志したきっかけが魔法使いになりたいだったと思うんですけど、実際に自分が映像の世界に来て、魔法使いに近づきましたか?

Jo_めちゃくちゃ鋭い質問すぎる(笑)。遠ざかってるかも。

haru._Joさんの映像監督になったきっかけを聞いて、すごく意外だと思ったんですよ。なぜかって言うと、Joさんが作る映像はすごくリアリティがあるから。それは魔法とかとはかなり離れてるものに私は感じてたんですよね。だから広告でこんなリアルな人の表情が見れるんだって、そっちに驚いていたので。

Jo_そうだよね。自分でもそう思ってる。だから今後ゆっくり時間をかけて、近づきたいかも。それで言うと自分の次の課題があって。私たちってすごく自由に作っているように見えて、すごくバジェットっていう枠の中でめちゃくちゃもがいてるじゃん。どんな案件もバジェットがタイトだし、自分で自主作品作ろうってなったらもっと予算は限られる。「#自由とは?」みたいな世界で生きてると、どうしてもアイデアが縮こまりがちで。私の業界だと、CGをできるだけ使わないアイデアでいこうとか、セットを組まないアイデアで行こうとかが多くて。そういうなかでももちろん魔法みたいなことってできると思うんだけど、現実的なアイデアにどんどんなっていくと、やっぱり人物描写とかそういう方向性に寄っていく気がしてて。そこを打ち破りたい。お金にせっつかれたアイデアじゃない、もっと自由な発想で作品作りをしたいなって最近は思ってるし、それが次の課題だと思ってる。haru.ちゃんもそういうのない?

haru._めちゃくちゃありますよ。いつもそれですね。ミュージシャンとお仕事するときって、それがめっちゃ邪魔だなって思ったりする。作品ありきの仕事じゃないですか。もう音楽が完成してるから、それに衣を着せる作業のときに、私のアイデアが縮こまると、すごく失礼なことをしてる気持ちになっちゃう。

Jo_すごくわかるよ。囚われてる感じしない?

haru._します。側から見たらすごく自由に作ってるように見えたりするかもしれないけど、「全体的にそこまでしなくていいよ」みたいに言われてる感じがあって。でも絶対にもっとやらないと世界には通用しないよ?っていうのを必死に叫んでるんだけど、みんな聞こえないフリしてるみたいな怖さをすごくリアルに感じています。

Jo_すごく怖いよね。井の中の蛙みたいなね。そして円も安くて外に出れない。

haru._怖いです。でもあまりこういう話って共有できない。今一緒に働いてるチームとは話したりするけど、こうやってJoさんとかと話すと、やっぱり同じことを感じてるんだなって思います。

Jo_こういうクリエイティブなことやアート表現をしてると、ビジネスは罪深いみたいな考え方ちょっとあるじゃん?でもお金稼がなきゃ。生活しなきゃ。

haru._そうなんですよ! 私はマガジンから始めたけど、そういう小さいパブリッシングって個人の声が尊重されるべきだと思うし、大きな企業が侵略しちゃいけないところでもあると思うんですけど、自分の大事なものを守りながら押し広げていくことっていうのはすごく大事だと思っていて。割とマガジンとかもインディーズで小さくっていう風になりがちだけど、そこをどう打破していけるのかっていうのは自分のなかでも課題です。たくさんの人に接続することが私の今の目標としてあるかもしれないです。やっぱりHEAP*③で性教育のことをやっていきたいって思ったら、それはこじんまりとやることではないと思っていて。広げることで、いろんな声をすくっていけると思っているし、やってみないといけないよなって思ってます。

Jo_ご賛同いただける企業の皆様、お待ちしております。

haru._そうですね。でもこうやってORBISさんが自由に泳がせてくれるみたいなことって本当にありがたい。

Jo_強く言っちゃったけど、きちんと発信してると、見つけてくれる人がいたり、一緒にやろうって言ってくれる人がいることのありがたさをめっちゃ感じるよね。

haru._今日もORBISさんも一緒にSUPをしましたからね。

Jo_一緒にSUPして、一緒に蕎麦を食べて、一緒に渋滞に巻き込まれて(笑)。

haru._心強いです。

Jo_本当に一人じゃないって思えることってすごく重要。しかもそれが企業っていう大きいまとまりだとより安心して活動できる感覚ってあるよね。

haru._ちなみにジブリは何が好きなんですか?

Jo_私は『風の谷のナウシカ』って言うようにしてます。メーヴェに乗りたいです。

haru._Joさんっぽいですね。私は『千と千尋の神隠し』が世代で、映画館で実際に観たっていうことが非常に記憶に残っております。

haru.さんとJoさんの対談は後編に続きます。後編ではこれまでのJoさんの作品についてや、子育てと仕事の両立、Joさんの自分のほぐし方についてたっぷりお話しいただきました。そちらも楽しみにしていてくださいね。

それでは今週も、行ってらっしゃい。

*①LIQUIDROOM LIQUIDROOMは東京を代表するライブハウスとして、ジャンルにとらわれることなく、エッジからスタンダードまでの幅広いラインナップで時代の流れをリードし、音楽シーンの燃焼と循環を促進。恵比寿移転後はメイン・ホールの他にラウンジ、カフェ&ギャラリーといった3つのエリアをプラスした複合施設としてさまざな催事/用途に適応。各方面からよりいっそうの注目を集めている。

*②Triumph Lingerie トリンプ・インターナショナルは、スイスに本社を置く女性用下着製造販売会社。1886年にドイツで設立され、現在では女性用下着メーカーとして世界最大規模を誇る。 日本現地法人のトリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社も日本の下着業界で第4位に位置し、「天使のブラ」「恋するブラ」など複数のブランドを取り扱っている。

*③HEAP High(er) Magazineが手がける下着ブランド。

Jo Motoyo さんに聞きたいコト

視聴者さん、読者さんから集めた「ゲストに聞いてみたいこと」にお答えいただきました。今後も『月曜、朝のさかだち』に遊びに来てくれるゲストのみなさんに聞いてみたいことを募集しているので、ぜひORBIS ISのSNSをチェックしてみてくださいね!

Q.自分のクリエイティビティの源はなんだと思いますか?

A.自分の身の回りの「負の感情と陽の感情の分析」です。徹底的に言語化します。

Q.最近、感動したことを教えてください

A.「あ、Moonだよ!」と保育園帰りに子供が月を指差して教えてくれた時ですかね…. 毎日育児は感動します。謎に。母ってこわいですね。笑

Q.いま観た方がいい映画やドラマってなんでしょうか

A.全然最近ドラマ観れてないんです〜!逆に教えて欲しい! 映画だと「ありふれた教室」はドイツの小学校が舞台になってて、民主主義の裏と表が超上手く描かれてて面白かったです。

Q.日々欠かさない習慣があれば教えてください

A.ちょっと恥ずかしいのですが、毎日パートナーと子供を抱きしめてます。 子供はいつまでハグさせてくれるかな。一生ハグさせてくれよなっていう気持ちです。

Profile

Jo Motoyo

映像監督。武蔵野美術大学在学中からフォトグラファーとして活動し、ファッション性と物語性を織り交ぜた作品作りを得意とする。広告、MV、ショートフィルムを主に制作。現在は初となる長編映画監督作が進行中。 出産を機にフリーランスに。

photography: miya(HUG) / text: kotetsu nakazato
 

PROJECT back number

vol.1
2024.09.02

丹沢湖でサップをする朝 haru.×Jo Motoyo【後編】

vol.3
2024.08.05

お布団を干す朝 haru.×小谷実由【後編】

vol.4
2024.07.24

お布団を干す朝 haru.×小谷実由【前編】

vol.5
2024.07.08

プランター菜園を始める朝 haru.×maco marets【後編】

vol.6
2024.06.24

プランター菜園を始める朝 haru.×maco marets【前編】

vol.7
2024.06.11

朝活イベント『日曜、朝のさかだち』で交わるみんなの声

vol.8
2024.05.27

「服を交換する」朝 haru.×山口祐加 【後編】

vol.9
2024.05.13

「服を交換する」朝 haru.×山口祐加 【前編】

vol.10
2024.04.30

「雑誌の図書館」で歴史をたどる朝 haru.×後藤哲也【後編】

vol.11
2024.04.22

「雑誌の図書館」で歴史をたどる朝 haru.×後藤哲也【前編】

vol.12
2024.04.01

ホットケーキを焼く朝 haru.×山田由梨【後編】

vol.13
2024.03.25

ホットケーキを焼く朝 haru.×山田由梨【前編】

vol.14
2024.03.04

冬の海辺を歩く朝 haru.×合田文 【後編】

vol.15
2024.02.19

冬の海辺を歩く朝 haru.×合田文 【前編】

vol.16
2024.02.05

「パルクールで壁を超えていく朝」haru.×田中嵐洋【後編】

vol.17
2024.01.22

「パルクールで壁を超えていく朝」haru.×田中嵐洋【前編】

vol.18
2023.12.04

ラジオ体操で身体をほぐす朝 haru.×寺尾紗穂 【後編】

vol.19
2023.11.20

ラジオ体操で身体をほぐす朝 haru.×寺尾紗穂 【前編】

vol.20
2023.11.06

アートとベルリンを巡る朝 haru.×Nao Kawamura 【後編】

vol.21
2023.10.23

アートとベルリンを巡る朝 haru.×Nao Kawamura 【前編】

vol.22
2023.10.02

いつもとちがう場所に自分を連れていってみる miya

vol.23
2023.09.18

キックボクシングをする朝 haru.× 阿部裕介

vol.24
2023.09.04

美味しく食べた記憶が習慣を生んだなら miya

vol.25
2023.08.21

おにぎりを握る朝 haru.× 横澤琴葉

vol.26
2023.07.19

はじめての『月曜、朝のさかだち』を振り返る miya

vol.27
2023.06.26

自分の「ほぐしかた」、知ってる? haru. ×Kaho Iwaya