他社でキャリアを重ねた3者は、なぜオルビスへ? 中途社員が組織や働き方について本音で語ります
JOB&CULTURE
こんにちは。公式ブログ担当の中村です。
オルビスでは、様々な業界で多様な経験やスキルを持ちあわせた中途社員が多数活躍しています。今回は中途入社社員3名の入社後のキャリアや働く環境についてご紹介します。
山本ゆりみさん(PRグループマネジャー/入社4年目)、間中優也さん(コミュニケーション推進グループ/入社1年目)、合志美紅さん(商品企画/入社2年目)は、自身のこれからやキャリアを考えた時に、オルビスへの転職・入社を決めました。
転職背景やオルビスに入社した決め手、入社してから感じていることを聞くとともに、普段あまり聞けない「新卒入社か中途入社か関係なく活躍できるの?」「入社時に期待していたことは叶えられているの?」といった直球の質問にまで、オープンに語ってもらいました。
自身の成長を考えた時、オルビスが視野に
――まずは皆さんが担当している業務について教えてください。
山本:PRグループで主に商品と体験特化型施設「SKINCARE LOUNGE BY ORBIS」のPRを担当しています。商品の魅力やブランドの思想をお客様にお届けできるように、誰に、いつ、どういう情報を知ってもらうかを全体設計し、メディアごとにリレーション構築をしています。
合志:私は商品企画部で、主にエイジングケアライン「オルビスユードット」と、新しく発売された美白ライン「オルビスブライトシリーズ」を担当しています。また、ベースメイクを中心に商品企画の立案に留まらず、研究所とやり取りをしながら内容物の開発、そしてお客様に届けるためにどんなコミュニケーションを取るかまで、関連部署と連携しながら考えています。
間中:コミュニケーション推進グループに在籍し、CRMや1to1コミュニケーションという観点で、お客様の個々のニーズに寄り添ったコミュニケーション設計を担当しています。具体的には、メールマガジンやアプリを使ったお知らせの配信などです。 また、今年の1月からはコミュニケーション推進グループと兼務という形で「サスティナビリティ推進室」にも所属しており、外部に向けたオルビスのサスティナビリティ活動の発信を担当しています。
――皆さんが転職を考えた背景や、オルビスを選んだ理由は何だったのでしょう?
山本:以前は大手化粧品メーカーで、複数の化粧品ブランドのPRを担当していました。前職は会社の規模が大きく学ぶことも多々ありましたが、自分がしたことがお客様や会社にどう還元されたのか、さらには自分の成長にどうつながっているのかが実感しづらかったのです。
30歳を前にして「好きな化粧品のPRという軸をブラさず、専門性を高めていくためにはどうしたらいいか」と自身のキャリアを考えた時に、「ひとつのブランドに集中してPRをしたい」と転職が選択肢に上がりました。リブランディングをしてPRを強化していくタイミングだったオルビスと出会い、ここでならさらなる成長ができると考え、入社を決意しました。
合志:私も大手化粧品メーカーで商品企画を担当していました。大手だと企画立案から発売まで時間もかかりますし、その間に起こるトレンドの変化に対応しきれない部分がありました。お客様のインサイトを探っていく作業に面白みを感じていたこともあり、「もっとスピード感や柔軟性を持ってお客様のニーズに応えたい」と転職を決めました。
転職の候補としてスタートアップやベンチャー企業も検討しましたが、オルビスは「過去に顧客育成をしてきたノウハウ」という大きな資産と「新しいことに挑戦できる社風」の両輪を持っているところに魅力を感じました。
間中:私の場合は前職で食品メーカーの営業やマーケティングなどを経験してきました。お客様とのコミュニケーションを自分で設計することに面白さを見出していたので、マーケティングやCRMという軸で転職活動をしていました。
前職の時からオルビスのリブランディング事例を目にすることが多く、短期間でガラッとイメージを変えていく様子を外から見ていて、安定的な基盤がありつつも変革マインドを持っている会社だな、と。今までの慣例にこだわらずチャレンジできる環境に魅力を感じて、オルビスへの入社を決めました。
――山本さん、合志さんは大手化粧品会社からの転職です。大手を辞めることに不安はありませんでしたか?
山本:不安はすごくありました。前の会社は好きだったので、オルビスから内定をもらった後も1ヶ月ほど悩みました。でも自分のキャリアを考えた時に「今のタイミングが成長するチャンス」と捉えて決断しました。 個人的には自分の市場価値を確かめる意味でも、一歩踏み出してみるのはおすすめですが、合志さんはどうですか?
合志:私も初めての転職だったので「ここを出たらどうなるんだろう」という不安が大きかったです。でもひとつの世界(会社)しか知らない中で「自分はここまで」と決めてしまうのはもったいないと考え、気持ちが切り替わりました。
自身の成長を考えた時、オルビスが視野に
――それぞれいろんな思いや期待を持って入社されたわけですが、実際に入社されてどうですか? また働く中でオルビスの組織風土やカルチャーをどう感じていますか?
合志:入社前のイメージ通りですね。いち担当者である私にも大きな裁量を任せてもらえるのでやりがいがあります。経営陣とも距離が近く気軽に企画の壁打ちや提案ができるので、意思決定のスピードが本当に速い会社だなと感じています。オープンでフラットな環境はオルビスの魅力ですね。
間中:私は挑戦を歓迎してもらえる環境の中で、やりたいことを提案、実行していけることにやりがいを感じています。実際に「クレンジングリキッド」というロングセラー商品に対して、もっとお客様に「ここちよい」使用体験を通して商品に愛着を持っていただきたいと思い、新たなコミュニケーション施策を提案し実行しました。
その施策を検討する中でも「今まではこうだった」ではなく「これを実現するためにはどうしたらいいか」という議論が多く、そうした節々からも未来志向でオープンマインドな文化を実感しています。
山本:私もこれまでのキャリアを活かす形で、メディアキャラバンの見直しや「ベストコスメ」を受賞するための戦略づくりなど、やるべきだと思ったことにどんどん挑戦させてもらえました。 一方でPRに限らず、昨今は知識や成功体験が古くなるスピードも速いです。今年に入りPRグループのマネジャーに就任しましたが、上司に「現状が絶対と思うことなくどんどん改革をしてほしい」とメッセージをもらいました。 「この方法は合っているのか」に常に向き合い、健全な危機感を持ち続けている会社だと改めて感じましたね。
間中:入社して最初にいいなと思ったのが、オルビスの行動指標OMS(オルビスマネジャースタイル)で「意識してほしい行動」という指標と、同時に「意識してほしくない行動」が明文化されていることでした。 オルビスが目指す方向に対して、個人がどんなことを意識しておくべきかの共通認識を持っているので、年次や役職、新卒入社か中途入社かなど関係なく本質を捉えたコミュニケーションができるのです。
合志:OMSもそうですが、オルビスがお客様に届けたい価値としてブランドメッセージ「スマートエイジング®」があることで、具体的な戦略を実行していく時にも年次や役職、キャリア関係なく同じ視座で話ができます。
間中:確かに!ブランドメッセージやお客様を前提とした議論ができるので、仕事もしやすいですよね。
山本:そうそう!本当にその通りで、聞く相手によってビジョンがブレないところがすごいんです。だからこそ、「部署を超えてワンチームでひとつのゴールを目指している」と日々の業務の中で感じられるし、そこがオルビスらしくもありブランドビジネスの面白さだと思います。
オルビスだからこそできること、実現したいことがある
――オルビスで新たなキャリアをスタートしている皆さんですが、今後はどんな挑戦をしていきたいですか?
山本:先ほどお伝えしたように今年の1月からグループマネジャーになりました。専門性を高めたい、挑戦したいと思って入社したものの、今はチームの挑戦を支える側にもなってきています。 まずはマネジャーとしてメンバーと共に成果を上げていけるように頑張りたいですね。メンバーの能力向上にも取り組んでいきたいです。
また、現在PRグループとしては“第二章”に入ったところ。これまでの延長線上ではなく、より顧客の獲得や育成に繋がるPRをしていきたいです。従来の勝ちパターンを踏襲するのではなく、本当に何が必要なのかを見つめ直しながら活動を変化させていきたい。例えば「ベストコスメ」についても、本当に獲るべき部門を選別したり、必ずしも新作発表会にこだわらず効果的な発信方法を検討するなど、多角的に検討中です。
合志:私はまずオルビスの最高峰スキンケアライン「オルビスユードット」の市場に対する存在感をさらに高めていきたいと考えています。
また、いずれはお客様に対してどうしたらもっとオルビスを好きになっていただけるか、お客様のマインドシェアを上げていくことをブランド全体でマネジメントしていきたいです。お客様の生活にどんな価値を届けられるのか、さらにその可能性を開拓していきたいと思います。
間中:私は1人ひとりに寄り添うコミュニケーションを突き詰めたいという思いで入社したので、これからは購買履歴や売上の数値などのデータだけではなく、お客様の悩みや心理状態に寄り添ったコミュニケーションを作っていきたいです。
これからオルビスのCRM領域が強化されていく中で、自分のやりたかったことに挑戦できるという高揚感がありますし、手を挙げればチャレンジできる土台がオルビスにはあると思います。
――最後に転職を考えている人へひとことお願いします。
間中:新しい挑戦の毎日なので、大変なことや一筋縄ではいかないこともたくさんあります。それすらも前向きに捉え向き合える方や、変化の激しい環境の中で挑戦し、成長することにやりがいを感じる方が向いているんじゃないかな、と思います。
合志:そうですね。安定した環境を求めての転職よりも、こうなりたい!という未来志向なキャリア軸や目標がある方がフィットする環境だと思います。
山本:入社前後のギャップを生まないためにも、オルビスのビジョンや「スマートエイジング®」への共感は大事だと感じます。「その人が自分らしく、ここちよく生きられる社会」の実現を一緒に目指してくれる方と一緒に働きたいです!
取材・文:都田ミツコ
※本記事内容は、公開日(2022年4月28日)時点の情報に基づきます。
Profile
山本ゆりみ(Yamamoto Yurimi)
新卒で国内大手化粧品メーカーに入社し、営業、PRを経験。2019年3月にオルビスに入社。設立されたばかりのPRグループで尽力し、2022年1月にPRグループマネジャーに就任。
合志美紅(Gousi Miku)
新卒で国内大手化粧品メーカーに入社し、営業、商品企画に携わる。2020年8月にオルビスに入社。商品企画部に所属し、オルビスのスキンケア商品「オルビス ユードット」や美白ライン、ベースメイク全般の企画開発を行っている。
間中優也(Manaka Yuya)
化粧品業界や食品メーカーで営業、商品企画、マーケティングを経験。2021年5月にオルビスに入社。コミュニケーション推進グループで1to1の顧客施策を中心にコミュニケーション設計に携わる。2022年より、サステナビリティ活動を推進するプロジェクトも兼務している。