全社表彰イベント『ONE ORBIS AWARD 2024』パフォーマー部門受賞者8名が語る オルビスへの想いとは【前編】
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こんにちは。採用広報の仁尾です。オルビスでは年に1度、全社表彰イベント『ONE ORBIS AWARD』を開催しており、本社社員が一堂に会して称え合う機会があります。 今回は、4月19日に開催された『ONE ORBIS AWARD 2024』について、そのノミネート発表の瞬間から盛り上がったイベント当日の様子を、前編・後編に分けたレポート形式でお届けします!
オルビスの全社表彰イベント「ONE ORBIS AWARD」とは
『ONE ORBIS AWARD(通称:OOA)』は、昨年1年間、努力を重ね、結果を出したプロジェクトや社員にスポットを当て、皆で賛辞を送り合う場です。頑張っている仲間を見て刺激を受け、自分自身の成長や組織全体の力を高め、未来の「オルビスブランド」の進化に繋げていくことを目的としています。
表彰は、「パフォーマー部門」「プロジェクト部門」の2部構成で実施。「パフォーマー部門」では、新行動指針である『オルビススタイル』を誰よりも強く発揮し、かつ、大きな成果を出した社員を表彰。「プロジェクト部門」は、事業へのインパクト・社内連携・顧客視点が特に高いと評価された取り組みに対する表彰をおこないます。
新しい行動指針『オルビススタイル』について:オルビスでは、2023年12月、社員一人ひとりに求める新たな行動指針『オルビススタイル』を制定しました。 『オルビススタイル』には「未来志向」 、「オープンマインド」というこれまでのキーワードに加えて、「お客様視点」が盛り込まれ、社員が一丸となって本質的な「顧客価値」を創出する組織になることを目指しています。
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部署ごとに、上長から「全社で称えたい!」という強い想いで推薦され集まった取り組みのなかから、まずは経営ボードによる選定会議を経て「ノミネートメンバー」「ノミネートプロジェクト」が決定。その後も何度も協議を重ねたうえで各部門の受賞者を最終決定し、OOAの場で正式に発表します。
『ONE ORBIS AWARD 2024』当日の様子
本社社員が一同に集い実施された『ONE ORBIS AWARD 2024』。特別感あふれる会場と演出に期待が高まる中、年に一度の記念すべき授賞式が始まります。
自分たちのビジョンを信じてがむしゃらに頑張る
まずは、社外取締役の中俣 博之から開式のメッセージが述べられます。
「皆さんは、学生時代に学園祭などのクラスが一丸となる取り組みで、“絶対に最高のものをつくろう”というコミュニティと、それを冷めた目で見るグループに2分された、という経験はありませんか?僕は大人になっても同じ構図があると考えているんです。どちらの立場にいるかは一人ひとりの自由なので、どちらでも構わないと思います。でも、思い出や記憶に残るのは、熱心に取り組んだ方だと思いませんか?
仕事においても、“自分たちのビジョンを信じてがむしゃらに頑張る”ということが思い出に残りますし、人生を彩る上で重要なことだと考えています。 このOOAも全力で楽しむことで、より良い結果が生まれ、共に達成感を感じられると信じています。最大限に楽しみ、互いの成功を称え合いましょう!」と、メッセージを社員に投げかけました。
『ONE ORBIS AWARD 2024』パフォーマー部門表彰の瞬間!
そして、いよいよ『ONE ORBIS AWARD 2024』各部門の表彰が始まります!会場から大きな拍手と歓声が響き渡る中、まずは、パフォーマー部門の発表が行われました。 行動指針『オルビススタイル』を最も高い水準で発揮した「ベストパフォーマー賞」に輝いた8名の受賞者とその理由を紹介します。
「お客様を主語にする」賞 コンテンツ・教育企画グループ ⼯藤 千絵(2022年中途入社)
本⾳の奥にある潜在的な想いや背景を探り、 お客様を主語にして語ることを体現した従業員に送られる賞です。 オルビスのVOC(Voice Of Customer=顧客の声)システムにおいて、莫大なデータの中から、“お客様が何に価値を感じて行動変容したのか?”その因果関係に着目し、徹底した『お客様視点』を持ち仮説と検証を続けた工藤さん。オルビスのCX向上に本質的なアプローチを実施し、品質の高いチャットボットを実現した点が評価されての受賞です!
工藤さんからは、「私は中途入社ですが、『お客様を主語にする』仕事をしたい、というビジョンを持ってこの会社に入りました。なので、今回の受賞はとても嬉しいです。 『お客様を主語にする』というオルビスのカルチャーがあるからこそ、社員皆が同じ方向を向いて前進することが出来ますし、本当にオルビスで働けて良かったと感じています!」と、全社員への感謝の気持ちとともに、受賞の喜びが語られました。
「マーケットにアンテナを」賞 BtoBグループ 平塚 幸⼦(2004年中途入社)
⽣活者の変化を知るために常にアンテナを張り、 市場や社会のマクロな変化に敏感に察知した社員に贈られる賞です。常に情報収集のアンテナを張り、プラットフォームの最新動向や Amazon内オルビス顧客の顧客構造・転換情報をもとにPDCAをまわし、次の施策へ活⽤し続けた結果、 Amazonチャネルを前年比131%まで成⻑させた点を評価されての受賞です。
平塚さんからは、「成長が続くBtoBグループの第一線で、挑戦をしつづけるチャンスをいただいたことが表彰に繋がり本当に嬉しいです!これからもアンテナを張り巡らせて、オルビスの成長を加速させていきたいです。」と、挑戦することを前向きにとらえるオルビスのカルチャーへの想いと、BtoBで共に働くメンバーへの感謝の気持ちが述べられました。
「学びに貪欲に」賞 HR管理グループ 平根 祥⼦(2022年中途入社)
新たな価値を創出し未来をつくるために、 先⼈や外部からの学び、⼀次情報を⾃ら獲得し、 アウトプットのために質の⾼いインプットをした社員に贈られる賞です。書籍やセミナーからの学びに加え、問題解決のため論文の調査や、専門家との意見交換も行い、学びを深めている平根さん。特に、昨年の人事制度設計では、机上の理論にとどまらず、現場に何度も足を運び、実際に運用可能な「オルビスのために独自に最適化した人事制度」を作り上げることに尽力。その実践的なアプローチと制度改定の実現が高く評価され、今回の受賞に至りました!
平根さんからは、「仕事の効率化や自身のモチベーション維持のため、外部からの学びも大切にしていますが、得た情報を“オルビス仕様”にオーダーメイドで仕上げていく、ということがなにより大切だと思っています。オルビス社員の皆のあたたかさに助けられて、もっと学びを深めたくなる!というサイクルが出来ているんですよね。本当にいつもありがとうございます!」と感謝の気持ちが述べられました。
「本質を問い続ける」賞 MD(マーチャンダイジング)グループ 割⽯ 寛之(2019年新卒入社)
慣習や当たり前を疑い、全体を俯瞰し、⾃分なりの仮説を⽴て、⽬的と照らして「本当に必要なことは何か」を最も問い続けた社員に贈られる賞です。「アドバンスド ブライトニング セラム」の⼤躍進を⽀えている割⽯さん。 定性・定量両⾯からの緻密な潜在顧客の分析と市場調査を経て、どうやったらこの商品で⽬指したいことが実現できるのか?を本質的に考え抜き、販売戦略を立案。 商品の魅力や価値を伝える際、常に必要なことを問い続けたことが、「アドバンスド ブライトニング セラム」の勝因となりました。失敗や挫折を乗り越えて、成長を続ける姿が評価されての受賞です。
割石さんからは、「僕の所属するMDグループのカテゴリーマネジメントは、商品の中長期的な成長戦略を考えたり、その実行の指揮をとって、当該分野がより大きく成長するようにする仕事です。この部署は、2022年からから設立されており、それまで無かったということは、無くても事業自体は成立する部署ということになります。ただ、だからこそ、自分が居る“意味”を明確に出すという強い想いをもって仕事に取り組んできました。僕たちMDチームの仕事は、皆さんの協力のお陰で成り立っています。社運を賭けた『アドバンスド ブライトニング セラム』の実績は、全社員の力です!」と喜びと感謝の気持ちが伝えられました。
「ひとつやってみる」賞 新規戦略グループ 清⽔ 貫容(2020年新卒入社)
⽬的の達成に向けて、できない理由を考えるのではなく、 できる⽅法を⾒つけ出し、まずはひとつ⾏動した社員に贈られる賞です。アフィリエイト担当の清水さんは、オルビス商品の魅⼒の伝達・成果最⼤化に向けた議論を、自らアフィリエイターの方のもとに足を運び実践。コミュニケーション量が膨⼤になる中、「必ず成果につながる」と確信しやり遂げた結果、前年を大幅に上回る成果を達成しました。その結果を導き出す上での、まずは「ひとつやってみる」という⾏動発揮を評価されての受賞です。
清水さんからは、「2023年は仕事の結果が次々に数値で見えてくる中、オルビスのバリューチェーンの意義と最大化を感じた一年でした。 僕は2020年入社ですが、リモートワークが中心で、入社後は社員の皆さんも、お取引先も対面で合えないことが悲しくて・・・やりたいことがすべては出来ない状況だったんです。その経験を糧に23年はそれまでの想いを爆発させました。結果を出せて本当にうれしかったです。これからも “まずひとつやってみる”の気持ちで模索しながら頑張ります!」と述べました。
「相⼿をもっと知る」賞 経営戦略グループ 井⼝ かおり(2017年新卒入社)
⽴場を問わずフラットな関係で共創の⼟台をつくるために、 相⼿の状況や背景を知ることを体現した社員に贈られる賞です。井⼝さんは、経営戦略の中でも重要な業務の⼀つである「精度の⾼い⾒通し作成」「利益コントロール」をけん引してくれました。オルビスの財務や収益構造を精緻に見通して、ポイントとなる事項をわかりやすくまとめ、経営陣が意思決定をしやすいように情報を整理。様々な部署の⽴場や視点に立って考え、相⼿の状況や背景をよく理解して信頼関係を築いた結果を評価しての受賞です!
井口さんからは、「経営企画は、社員の皆さんからの“情報”が不可欠な業務です。 業務で多忙な皆さんから“情報”を引き出すために、私は、“一緒に仕事をする人が笑顔で楽しく仕事ができるように”という精神でやってきました。 具体的には、“井口さんになら教えてあげてもいいかな”と思えるようなコミュニケーションに意識して取り組んできました。本当に皆さんが有っての受賞です!」と感謝の想いが伝えられました。
「⾔葉にすることをやめない」賞 PR・ファネル戦略グループ 狩野 朱⾳(2017年新卒入社)
衝突や間違いを恐れず、建設的なマインドで意⾒して、 新しい発⾒を逃さないためにも、⾃分の考えを⾔葉にすることを諦めない社員に贈られる賞です。急遽決定したTVCMのメイン担当となった狩野さん。経験が無い業務でも「本質」を理解し、社内外問わず 「⾃⾝がどう思っているか」を率直に伝え、 役職や⽴場に捉われず意⾒する。 その建設的なマインドセットをもとに⾔葉にすることをやめないふるまいと、その結果が評価されての受賞です。
狩野さんは、「“言葉にすることをやめない”は、私が一番大切にしているオルビススタイルなので、受賞できて本当に嬉しいです! 今回、社運がかかった『オルビスユードットシリーズ』のCMを任され、皆が納得できる費用対効果と世の中へのインパクトを生み出せたのも、言葉にして伝え続けた結果だと思います。社内外たくさんの方を巻き込む業務が多いので、これからも、しっかりと言葉することに磨きをかけて、オルビスの成長に還元していきたいです!」と熱い想いを語りました。
「フィードバックで前進する」賞 組織開発グループ 齋藤 瑞穂(2021年中途入社)
フィードバックを受け、⾃分とは異なる新しい視点を 前向きに受け取り、最⼤限活⽤した従業員に送られる賞です。こちらは、全員⼀丸となり実現したリノベーションの取り組みが評価されての受賞となりました。斎藤さんは、他部署からの要望には、すべて、⾃らフィードバックをもらいにいき、そのフィードバックは⾃⾝を前進させる新たな気づきとして受け取り、PDCAサイクルを効果的に回し続けました!現在育休を取得中の斎藤さんは、ビデオメッセージを通じて、受賞の喜びを語ります。
「リノベーションプロジェクトは社員の皆さんからの協力が必要不可欠だったのですが、その架け橋として、各部署からの窓口担当者が私と並走してくれたおかげで、成功することができました。 ご自身の業務で多忙な中、プロジェクトにご協力いただき、価値あるフィードバックをくれた皆さんに心から感謝を伝えたいです!」と、全社員への心からの感謝の気持ちを伝えました。
記事の後編では、「お客さま視点」、「未来志向」、「オープンマインド」な ふるまいとともに、お客さまへの価値創出、ブランドの成⻑にもっとも⼤きく貢献した取り組みや成果を創出されたグループを表彰する、「プロジェクト表彰」についてレポートします!
取材・文:仁尾明美
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
オルビスでは現在、一緒に働く仲間を募集しています。少しでも興味をお持ちいただいた方は、ぜひこちらからご連絡ください。
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※本記事内容は、公開日(2024年5月27日)時点の情報に基づきます。