多様な個の掛け算、学び合いが社員の成長を加速させる。「ORBIS LAB」運営メンバーに徹底インタビューしました! (前編)
JOB&CULTURE
こんにちは。オルビス公式ブログ担当の土井山です。
オルビスでは、一人ひとりの「未来志向×オープンマインド」な行動発揮を後押しする様々な取り組みが行われています。そのうちの一つが、社員同士のフラットな学び合いの場「ORBIS LAB(オルビス ラボ)」です。
今回の記事では、前編・後編にわたり「ORBIS LAB」についてご紹介していきます!
前編では、「ORBIS LAB」発足の背景から今後の狙いまで、運営メンバーに徹底インタビューした様子をお届けします。 後編では、これまで多種多様なテーマで実施されてきた「ORBIS LAB」のうち、開催事例をご紹介します。
運営メンバー、主催者、参加社員それぞれの目線で語られる「ORBIS LAB」の魅力を、ぜひご一読ください!
オルビスの社員が業務の枠を超えて教え・学び合う「ORBIS LAB」とは?
「ORBIS LAB」は、一人ひとりの能力の最大化を目指し、部署や役職の異なる社員同士がフラットに学び合うことができる、オルビスの社内アカデミーです。
最大の特長は、 主体的に行動する社員が新たな繋がりを得て、互いに学び合うことができる独自のラーニングスキームであること。教える・教わるといったセミナー形式の学びではなく、個性を最大限に発揮して「ORBIS LAB」を開催する社員、熱量高く参加する社員の双方にとって成長の機会があります。
新たな価値創出を加速させる、「ORBIS LAB」運営メンバーにインタビュー!
2019年に「ORBIS LAB(通称:LAB)」を始動。当初は運営メンバーが個別に声をかけながら定期開催を実現していましたが、今では「主催したい!」「参加したい!」という相談・期待の声が社内から寄せられるようになったそうです。そんな「ORBIS LAB」の発足から現在にかけての変化と今後について、運営メンバーに聞きました。
「ORBIS LAB」運営メンバー
♢寺町 遼花(写真左)
HR統括部 組織戦略グループ所属♢前田 創一朗(写真中央)
HR統括部 組織戦略グループ グループマネジャー♢村山 理紗(写真右)
HR統括部 組織戦略グループ所属
——前田さんの構想が形になって発足したLABですが、そもそもどのようなきっかけから生まれたアイディアなのでしょうか?
前田:社内研修のコンテンツは整っていたオルビスですが、外部セミナーやOJT制度といった一方向からの教える・教わるという「縦の関係性」だけではなく、社員一人ひとりの強みや違いを活かしあって部署を超えて気づきを与え合う、「横の関係性」を構築するプラットフォームが組織にあるといいな、と漠然と考えていたのがきっかけです。フラットな関係がお互いを認め合う文化に繋がったり、そういった場がきっかけで組織風土やコミュニケーションが活発になることを目指してLABを開始しました。
——社内で浸透していくにつれて、どのような変化がありましたか?
前田:初めはLABの存在を知ってもらうために、私自身がいくつものコンテンツを企画・実行したり、個別に開催を依頼するなど、とにかく地道に啓発活動を行っていましたね(笑)。徐々に「部署や役職の垣根を超えてオルビスを社内から盛り上げたい」という思いを持つ仲間が集まるようになってからは、LABを起点に社員同士の繋がりも加速していきました。運営のサポート体制も構築されてきた今では、社内でLABのテーマを募集すると、向こう半年間の開催枠に収まりきらないほどエントリーを希望する声が寄せられるようになり、とても嬉しいです!
自ら手を挙げてLABを開催する社員が増えるにつれて、コンテンツも多様化してきました。業務課題に直結したテーマを深め合うだけでなく、個々のスキルや経験に基づいたテーマも増えています。年齢や役職に関係なく学び合える「ORBIS LAB」という場が、個性の発揮や社員同士の新たな繋がりのきっかけになっていると感じますね。
——LABの開催をサポートしていく中で、どんなことを意識・工夫していますか?
寺町:LABは、人材開発のための施策ではなく、オルビスの風土・カルチャーを活性化させる取り組みの一つであることも重要なポイントです。LABを通じて主催者・参加者が互いに学び合うことができる体験設計を考え、実現することが私たちのミッションでした。
村山:主催者、参加者の双方にとって意味のある時間にするために、特に3つのことを意識しています。
1つ目は、業務に持ち帰ってもらえるような気づきを参加者の頭と心に残すために、"キーメッセージの設定"に多くの時間を割くことです。主催側のゴールは「参加者に気づきを与えること」です。ターゲットである参加者が、LABを終えて何を感じてほしいのかを突き詰めていくことを大切にしています。
2つ目は、主催者にはコンテンツの魅力を最大限引き出すことに専念してもらうことです。私たちはLABの開催ごとにイベント運営の知見を蓄積しています。限られた時間内でいかに学びを得られる構成にするか、テーマに沿った構成をデザインするか、開催まで併走する中で共に目的を果たすためにアドバイスすることも多くあります。
3つ目は、熱量が冷める前に、参加者にその日の学びを言語化してもらうことです。毎回必ず、LABの開催後すぐにアンケートを配布し、実業務での実践イメージが湧くような内省化の仕組みを取り入れています。アンケートを通じてフィードバックを受ける主催者にとっても、新たな気づきを得てさらなる主体性の発揮に繋げられている点で、双方に成長のチャンスがあるプロセスと言えます。
——今後、LABをどのように進化させていきたいと考えていますか?
前田:将来的には、LABという場にとどまらず日常的に部署や役職の垣根を超えた繋がりが生まれる状態を作っていきたいと思っています。社員一人ひとりが持つ魅力を最大限引き出すための仕組みとして、LABが新たな価値創出のきっかけの場として機能するようにしていきたいですね。
村山:これまで開催したLABの中には、1度に100名以上の社員が参加した回もありました。学び合いの場として多くの社員に活用される取り組みになってきたので、次のステップとしては、日々の業務の中での気づきに繋がるような、多様なテーマ・多様な形のLABを増やしていきたいです。
寺町:日常業務の中で得られた知見を「オルビス全体にシェアしたい」と思い立った社員が、気軽に仲間を集めて実行できる環境を作っていきたいです。参加者が10名のLABがあれば、100名規模のLABがあってもいいと思うんです。LABを活用して、一人ひとりが「個の解放と成長」を実現している状態を目指していきたいですね。
個の解放と成長の促進を目指して発足した「ORBIS LAB」は、社員の主体性を引き出し、実行力に繋げていくための工夫が随所に施されたラーニングスキームとなっています。
オルビスの「未来志向×オープンマインド」なカルチャーを加速させていくためにも、「ORBIS LAB」は新たなフェーズへと今後も進化を続けていきます!
後編では、これまで多種多様なテーマで実施された「ORBIS LAB」の開催事例をご紹介。 主催社員、参加社員それぞれの目線から、「ORBIS LAB」の魅力をお届けします。ぜひ、後編もお楽しみにしていてください!
後編はこちら
累計約1,000名の社員が参加した社内アカデミー「ORBIS LAB」の開催事例をご紹介します!(後編)
※本記事内容は、公開日(2022年1月17日)時点の情報に基づきます。
Profile
土井山 幸香(Doiyama Yukika)
2021年新卒入社、HR統括部 広報グループ所属。 広報担当として、オルビス公式ブログの編集、公式SNSアカウントの運用を行う。